ミラノ・コルティナ冬季五輪への出場を控える韓国の女子フィギュアスケート選手イ・ヘインが、競技中とはまた違った親しみのある写真を公開して注目を集めている。
イ・ヘインは最近、自身のインスタグラムを更新。「2026 Four Continents Championships!応援してくれてありがとうございます」とキャプションに綴り、2枚の写真を投稿した。
中国・北京で行われたフィギュアスケート四大陸選手権の女子シングルで5位を記録したイ・ヘイン。1枚目の写真では、リンク上に各国の選手たちが集まり、イ・ヘインの自撮りによる記念撮影に収まる様子が写っている。緊張感に包まれた本番とは裏腹に、選手同士の距離の近さや和やかな空気感が印象的だ。
かと思えば、別の写真では一転してプライベート感あふれる表情を披露。ウサ耳のついたピンク色のニット帽を被り、大きな瞳でカメラをじっと見つめるその姿からは、愛くるしい魅力が感じられる。
投稿には、「2枚目の写真可愛すぎ」「ひよこのお姫さま、大好きです」「素晴らしい!」などの反応が寄せられていた。
イ・ヘインは2005年4月16日生まれの20歳。幼少期から“キム・ヨナの後継者”として将来を期待された韓国のフィギュアスケート選手で、2023年3月の四大陸選手権でキム・ヨナ以来14年ぶりとなる韓国勢史上2人目の金メダルを獲得した。同年4月の世界国別対抗戦では韓国の銀メダル獲得に貢献するなど、若くから韓国フィギュア界の前線で活躍してきた。
ただ、近年はスキャンダルでも世間を騒がせた。2024年5月に実施されたイタリアでの代表合宿中に同僚との飲酒行為が発覚し、さらに未成年で異性の後輩選手にセクハラ行為をしたとして3年間の国家代表資格停止処分が下されたが、イ・ヘインはセクハラ行為を強く否定。大韓体育会スポーツ公正委員会への再審議は棄却されたものの、裁判所に懲戒効力停止の仮処分申請を行い、2024年11月に地裁が認容して選手資格を一時的に回復した。
その後、昨年5月に韓国氷上競技連盟が正式にイ・ヘインに対する国家代表資格停止処分を撤回。代表選抜戦となった昨年11月の「会長杯ランキング大会」と今年1月の「総合選手権大会」の成績に基づき、韓国代表としてミラノ・コルティナ冬季五輪に出場することが決まった。
一時は選手生命も危ぶまれた騒動を乗り越え、自身初の五輪の舞台に臨むイ・ヘイン。本大会での華麗な演技に期待したい。
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