ミラノ・コルティナ冬季五輪のスノーボード・ビッグエア女子で金メダルを獲得した日本の村瀬心椛。彼女を「ヤバイ」「アタシノイチバン」など日本語で祝福した韓国の銅メダリストは、2008年生まれの現役高校生だ。
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ユ・スンウンは2月10日(日本時間)に行われたミラノ・コルティナ冬季五輪のスノーボード・ビッグエア女子決勝で合計171点を記録し、村瀬(179点)、ニュージーランドのゾイ・サドフスキシノット(172.25点)に次ぐ銅メダルを獲得した。
これで前日、スノーボード・パラレル大回転男子で銀メダルを獲得したキム・サンギョムに続き、韓国にとって今大会2個目のメダル獲得となった。
ユ・スンウンがメダルを獲得した意味は大きい。韓国のスキー・スノーボードは、2018年平昌大会でイ・サンホがスノーボード・男子パラレル大回転銀メダルを獲得したのが唯一の五輪メダルだった。それが、今回のミラノ・コルティナ大会ではすでに2個も獲得。単一大会で初めて2個のメダルを手にすることになった。
何より、これまでのメダルがスピードを競うアルペン種目だったとすれば、今回は技の難易度を競うフリースタイル種目のビッグエアで初のメダルを手繰り寄せた。
ビッグエアは2018年平昌大会で正式種目として採用された。選手は30mを超えるスロープを滑り降り、大型ジャンプ台から跳躍して回転、着地、完成度などを評価される。決勝には予選上位12人が進出し、3回の試技を行い、そのうち得点の高い2回の試技を合算して順位を決める。
ユ・スンウンは1回目の試技から強烈だった。体の後方に4回転する「バックサイド・トリプルコーク1440」を完璧に成功させ、87.75点を獲得し、全体2位につけた。続く2回目の試技ではフロントサイド方向に4回転し、83.25点を追加した。中間合計で1位。ボードを投げて喜びを表現した場面は、メダルが近づいたことを予感させた。
ただ、最後の3回目の試技で着地に失敗し、20.75点にとどまった。すでに演技を終えていた村瀬とサドフスキシノットに順位を譲り、結果は銅メダル。それでも動揺はなかった。
2008年1月28日生まれのユ・スンウンは大会直前に18歳の誕生日を迎えたばかりで、ソンブク高校に在学中の“高校生スノーボーダー”。今回のミラノ・コルティナ冬季五輪における韓国選手団の最年少選手であり、同時に、韓国女子スキー・スノーボード史上初のオリンピックメダリストという偉業を成し遂げた。ちなみに、ポータルサイト「NAVER」上に記載のMBTIは“冒険家”と呼ばれる「ISFP」だ。
そんなユ・スンウンは競技後のインタビューで「キムチチゲが食べたい」とコメント。これに大韓体育会が反応し、公式SNSで「キムチチゲをおごってくれるパーティメンバーを募集しています」とユーモアな投稿を行っていた。まだあどけなさの残る18歳新星のさらなる飛躍を期待したい。
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