ミラノ・コルティナ冬季五輪でフィギュアスケートの解説を務める元選手イム・ウンスの美貌が、日本でも話題になっている。
スポーツ紙やネットメディアなど各社が「凄まじい美人」「めっちゃ綺麗」といった国内の反応を報じるなか、韓国メディアも「日本列島を惚れさせた“ポスト・キム・ヨナ”」「日本を騒がせた解説、一体誰なのか」「五輪スケート場にアイドルが座った」などとして、隣国の熱狂ぶりを伝えている。
イム・ウンスは2003年2月26日生まれの22歳。キム・ヨナを見て育った世代である「ヨナ・キッズ」の有望株の1人で、2017年の世界ジュニアフィギュアスケート選手権では、キム・ヨナ以降の韓国勢最高順位となる4位入賞も果たしたことがある。
シニアデビュー後もオリンピック出場経験こそないが、韓国代表としてNHK杯や四大陸選手権、世界選手権など数多くの大会に出場。人気ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場するゼニガメに似たキュートなビジュアルから「コブギ(韓国語で“カメ”の意味)」の愛称で知られた彼女だが、2022年の韓国総合フィギュアスケート選手権以降は大会への出場がなく、国内では「事実上の引退状態」とみなされていた。
その後、2025年2月に行われたハルビン冬季アジア大会で解説者デビューを果たすと、同月に韓国で開催された四大陸選手権のエキシビジョンで、同僚のウィ・ソヨン、チェ・ダビンとともにパフォーマンスを披露し、正式にフィギュアスケート選手としての現役を引退。今回のミラノ・コルティナ冬季五輪では、再び解説者としてマイクを握っている。
そんなミラノ・コルティナ冬季五輪では、K-POPボーイズグループENHYPEN(エンハイプン)のメンバーであり、大韓体育会の広報大使としてイタリア・ミラノで行われた聖火リレーも務めたソンフンが注目を集めた。
そのソンフンも実は元フィギュアスケート選手だったのは、ENGENE(ENHYPENのファンネーム)の間では有名なエピソードだ。
ソンフンは2002年12月9日生まれの23歳。当時は本名の「パク・ソンフン」として活動し、2014年の韓国総合選手権ではジュニア男子シングルで銀メダルを獲得。韓国代表として2016年9月にエストニアで開催されたISUジュニアグランプリに出場するなど、将来を嘱望された選手だった。当時の韓国メディア報道を見ても、「第2のキム・ヨナを夢見て」「フィギュア有望株」など、期待を感じさせる見出しが並ぶ。
そして、ソンフンとイム・ウンスは、フィギュア選手として数多くの国際大会を戦った元チームメイトでもある。2017年10月のISUジュニアグランプリ・ポーランド大会にはともに出場するなど、かつては韓国を代表して世界の氷上で舞った関係だった。
かつては選手としてオリンピックを夢見たイム・ウンスとソンフンは、「解説者」「聖火ランナー」というそれぞれ大きな役目を担い、ミラノ・コルティナの地で多くの注目を集めた。2人にとっても、今大会は忘れられない経験になるはずだ。
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