17歳の新鋭がオリンピックの舞台の中心に立った。日本フィギュアの有望株である中井亜美がショートプログラム首位に立ち、新たな歴史へ向けた第一歩を踏み出した。韓国メディア『OSEN』が「“日本版キム・ヨナ”トリプルアクセル駆使した中井が先頭を走る…坂本2位、イ・ヘイン9位」と題して注目している。
中井は2月18日(日本時間)に行われたミラノ・コルティナ冬季五輪フィギュアスケート女子シングル・ショートプログラムでシーズンベストの78.71点を記録し、出場29選手中1位に立った。2022年北京五輪銅メダリストの坂本花織(77.23点)を1.48点差で抑え、金メダル争いの中心に立った。
五輪初出場のプレッシャーは感じられなかった。中井はトリプルアクセルを含む安定した演技を披露し、技術点で高い評価を受けた。ショートプログラムでトリプルアクセルを試みた選手は極めて限られていたが、中井はこれを成功させて試合の流れを主導した。演技直後、彼女は五輪組織委員会のインタビューで「夢のような舞台だった。トリプルアクセルを成功させてうれしい」と感想を語った。
日本フィギュア界のレジェンド浅田真央に憧れて成長した中井は、すでにグランプリファイナル、四大陸選手権などで銀メダルを獲得し、ポテンシャルを証明してきた。今大会でも完成度の高い演技で首位に立ち、日本フィギュアの新たな看板として浮上した。
坂本は引退の舞台へ向けた最後の挑戦で依然として強い存在感を示した。トリプルアクセルなしでも演技構成点で上回り首位を脅かし、2025年世界選手権王者のアリサ・リュウ(アメリカ)は76.59点で3位に入った。
韓国勢も安定したスタートを告げた。イ・ヘインは技術点37.61点と演技構成点32.46点を合わせ70.07点を受け、シーズンベストを更新して9位につけた。最初のジャンプで回転不足判定を受けたものの大きく崩れず演技を終えた。
シン・ジアはコンビネーションジャンプで転倒する悔しさのなか、65.66点で14位を記録した。
ショートプログラムを終えた選手たちは、来る20日のフリースケーティングでメダルを争う。首位の中井が初の五輪で金メダルを完成させるのか、追撃者たちが逆転を生み出すのか、視線が集まっている。
(記事提供=OSEN)
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