韓国が金メダル2号!伝統誇るショートトラック女子3000mリレーで2大会ぶり金 劇的逆転導いた「組織力」【ミラノ冬季五輪】

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韓国ショートトラック女子が再びオリンピックの頂点に立った。危機を耐え抜いた集中力と、最後の1周の爆発力が加わり、8年ぶりにリレー金メダルを取り戻した。

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チェ・ミンジョン、キム・ギルリ、ノ・ドヒ、シム・ソクヒで構成されたショートトラック女子韓国代表は、2月19日(日本時間)に行われたミラノ・コルティナ冬季五輪ショートトラック女子3000mリレー決勝で4分04秒014を記録し、金メダルを獲得した。

銀メダルのイタリア(4分04秒107)、銅メダルのカナダ(4分04秒314)を退け、2018年平昌大会以来8年ぶりとなる金メダルを手にした。

チェ・ミンジョン、キム・ギルリ
左からチェ・ミンジョン、キム・ギルリ(写真提供=OSEN)

レースは順調ではなかった。序盤から首位争いが激しく続き、韓国は無理な先頭争いの代わりに2~3位圏を維持しながらチャンスを伺った。残り約20周の区間では、カナダとオランダに押されて順位が揺らぐ場面もあった。

最大の山場は、残り15~16周の時点だった。オランダの選手が転倒する過程でチェ・ミンジョンが衝突の危機に直面したが、バランスを失わずにレースを続行した。瞬間的に先頭集団との差が開いたが、韓国の選手たちは落ち着いて追撃を始めた。

中盤以降、韓国ならではの組織力が生きた。キム・ギルリとノ・ドヒ、シム・ソクヒが順にスパートを上げて差を縮め、残り4周の時点でチェ・ミンジョンがカナダを抜き2位に浮上した。

勝負を決めたのは、最終走者として出たキム・ギルリだった。残り2周でインコースを突いてイタリアのアリアンナ・フォンタナを追い抜き、最後まで首位を守り抜いて金色の疾走に終止符を打った。

今回の金メダルは、韓国ショートトラックの伝統を改めて確認させた瞬間だった。韓国は1994年リレハンメル大会を皮切りに1998年長野大会、2002年ソルトレイクシティ、2006年トリノ大会で女子3000mリレー4連覇を達成。以降は2014年ソチ大会と2018年平昌大会で2連覇を果たしたが、前回の2022年北京では銀メダルにとどまった。その悔しさをミラノの舞台で洗い流し、世界最強の面貌を取り戻した。

韓国ショートトラック女子の“エース”チェ・ミンジョンは、自己通算6個目の五輪メダルを追加した。金4個、銀2個で、チョン・イギョン(ショートトラック女子)とともに韓国の冬季五輪金メダル最多タイを記録し、チン・ジョンオ(射撃男子)、キム・スニョン(アーチェリー女子)、イ・スンフン(スピードスケート男子)が保有する韓国の五輪最多メダル記録にも名を連ねた。

チェ・ミンジョン
チェ・ミンジョン(写真提供=OSEN)

オリンピック初出場で“ランボルギルリ”の愛称を持つ新星キム・ギルリは、女子1000m銅メダルに続きリレー金メダルまで加え、マルチメダリストへと飛躍した。準決勝で活躍したイ・ソヨンも金メダリストとして共に表彰台に上がった。

今回の金メダルは韓国選手団全体にとっても意味が大きい。スノーボード女子ハーフパイプのチェ・ガオンに続く2個目の金メダルであり、今大会ショートトラック競技初の金メダルだ。

韓国はそれまで銀メダルと銅メダル中心に成績を積み上げてきたが、ショートトラック女子3000mリレー優勝で雰囲気を完全に引き上げた。

韓国は今大会、ここまで金メダル2個、銀メダル2個、銅メダル3個で総合15位。なお、日本は金メダル5個、銀メダル6個、銅メダル11個で総合9位だ。

ただ、韓国ショートトラックの挑戦はまだ終わっていない。来る21日には女子1500mと男子5000mリレー決勝などが控えており、さらなるメダル獲得に挑戦する。

途切れていた“金脈”を女子3000mリレーで再び切り開いた韓国ショートトラックが、残りのレースでも表彰台の頂点に立てるか注目される。

(記事提供=OSEN)

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