韓国から中国に帰化したショートトラック男子のリン・シャオジュン(韓国名:イム・ヒョジュン)が、8年ぶりに出場したオリンピックで惨憺たる結果に終わった。個人戦はもちろん団体戦でもただ1つのメダルも獲得できず、手ぶらで帰国することになった。
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2月19日(日本時間)に行われたミラノ・コルティナ冬季五輪ショートトラック男子500m準々決勝第3組で、リン・シャオジュンは40秒638の4位に終わった。1位のウィリアム・ダンジヌ(カナダ)と2位のピエトロ・シゲル(イタリア)のほか、3位のマクシム・ラウン(カナダ)も各組3位中の上位記録者として準決勝息を決めたが、リン・シャオジュンは考慮される資格すら得られなかった。
大会前まで、リン・シャオジュンは有力な金メダル候補の1人だった。しかしふたを開けてみると、結果は惨憺たるものだった。メイン種目の1500mと1000mで相次いで準々決勝敗退を喫し、最後の希望だった500mも準決勝の舞台すら踏めなかった。
団体戦も同様だった。混合団体リレーでは決勝4位にとどまり、男子5000mリレーでは決勝進出に失敗し、メダル獲得が不発に終わった。
リン・シャオジュンにとって、今回の五輪は復帰戦以上の意味があった。彼は韓国代表時代の2019年6月、同性の後輩選手に対する強制わいせつ疑惑で物議を醸し、大韓氷上競技連盟から資格停止1年の重懲戒を受けた。最終的には最高裁で無罪判決を受け無念は晴らしたが、その間にリン・シャオジュンは中国帰化を選択した。
だが、太極旗(韓国国旗)を背負い、「イム・ヒョジュン」の名前で2018年平昌大会で金1個と銅1個を獲得し、“韓国ショートトラックの天才”と呼ばれた威容は、五星紅旗(中国国旗)を掲げて走ったミラノの舞台では皆無だった。
リン・シャオジュンは前回の2022年北京大会に出場できなかった。選手が国籍を変更して五輪に出場するには、従来の国籍で出場した最後の国際大会から最低3年が経過しなければならないという国際スケート連盟(ISU)の国籍変更規定のためだ。
無念の欠場を乗り越え、8年ぶりのオリンピックで再起を夢見たリン・シャオジュンだが、負傷の後遺症と年齢を克服し、全盛期の力量を維持するには力不足だったという評価だ。中国は「韓国で見捨てられた」リン・シャオジュンを前面に出して存在感を保とうとしたが、戦略修正は避けられなくなった。
(記事提供=OSEN)
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