LE SSERAFIM×サンリオにIVE×ポケモン K-POPと日本アニメ、国境超えた「二大コンテンツの融合」《韓国経済誌の視点》

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日本の人気アニメコンテンツが、韓国国内の“アニメオタク”層を超えて大衆の心にまで深く入り込んでいる。

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最近ではK-POPの人気アイドルが日本アニメの主題歌を歌ったり、キャラクターベースのコンテンツOSTに参加する事例が相次いでおり、K-POPとJアニメによる異例のシナジーが業界の注目を集めている。

代表的なアイドルがガールズグループIVEだ。

IVEは2024年4月に公開されたアニメ『ポケットモンスター テラスタルデビュー』のオープニングテーマを担当し、『Will』を熱唱した。『ポケットモンスター テラスタルデビュー』はパルデア地方のオレンジアカデミーを中心に、リコ、ロイ、ドットが「テラスタル研修」を受けながらさまざまな挑戦と冒険を通じて成長する物語を描いたシリーズだ。

IVEが歌った『Will』は、友人たちとの友情、学びと挑戦をモチーフに、希望に満ちた未来へ向かう夢と冒険を表現した。IVEならではの堂々とした魅力に加え、未来への挑戦、パートナーとの絆を込めた歌詞が視聴者はもちろん、リスナーの共感も引き出した。日本国内で公開されたアニメに挿入され、日本語歌詞で制作されたこの楽曲は、音楽そのものの人気に後押しされて同年10月に韓国語バージョンとして再誕生し、韓国国内で発売されることにもなった。

ポケモンとK-POPの「深い縁」

ポケモンとK-POPの縁は格別だ。特に、ポケモンが韓国国内で放送されるたびにポケモンコリアはK-POPアイドルと手を組み、オープニングテーマやエンディングテーマを披露している。

aespaは2023年に韓国で放送された『ポケットモンスター リコとロイの旅立ち』でオープニングテーマを務め、『We Go』を披露して相当な反響を呼んだ。楽曲は強烈なギターサウンドとともに、新主人公リコとロイが冒険を通じて大切なものを見つけ成長していく内容を、aespa特有のさわやかで明るいトーンで描写し好評を得た。

昨年はILLITがポケモンと手を組んだ。彼女たちは韓国版の『ポケットモンスター メガボルテージ』のエンディングテーマ『Secret Quest』の歌唱者に抜擢され、特有の愛らしい魅力を楽曲に込めた。

ポケモンコリア側は「自主的で前向きな特別な何かとして、“何にでもなれるし、何になるのか期待されるポテンシャルあるグループ”を意味するグループ名のILLITは、あふれる冒険心で限界に屈せず、前へ進み続けるリコ一行とポケモンたちの姿と高いシンクロ率を成し、運命的な出会いを完成させた」と明らかにした。

このほか、NCT WISHは韓国版『ポケットモンスター テラスタルデビュー』のエンディングテーマ『Make You Shine』を歌い、DAY6のヨンケイとウォンピルも韓国版『ポケットモンスター メガボルテージ』のテーマ曲『Go Beyond』を歌い、ポケモンとのシナジーを生み出した。

ただ、日本アニメとK-POPの代表的なコラボといえばLE SSERAFIMだ。

LE SSERAFIMは昨年7月に公開されたNetflixシリーズ『My Melody & Kuromi』で主題歌『Kawaii (Prod. Gen Hoshino)』を担当した。『My Melody & Kuromi』は同名のサンリオキャラクターを主人公にしたストップモーションアニメーションで、昨年それぞれキャラクター誕生50周年と20周年を迎えた。

『Kawaii』は日本の有名シンガーソングライター星野源がプロデュースを担当し、ホ・ユンジンが英語歌詞の作詞に参加した。独特なコード変化、アナログ電子音楽を活用した躍動的なビートと大衆的なメロディが中毒性を加え、「かわいさは自分の個性を長所に変えられる強い力だ」というメッセージを伝えた。

同曲は昨年6月、LE SSERAFIMの日本4thシングル『DIFFERENT』にも収録されたが、タイトル曲ではない収録曲であるにもかかわらず、音源リリース辞典でオリコン週間デジタルシングルチャートとビルボードジャパンダウンロードソングチャートにランクインするなど、熱い人気を証明した。

LE SSERAFIM
(写真=SOURCE MUSIC)

また、i-dleが昨年10月にリリースした日本1st EP『I-dle』の収録曲『Invincible』は、テレビ東京系列6局を通じて放送された『BEYBLADE X』シーズン3のオープニングテーマ曲として登場し、日本の視聴者の視線を引いた。

『ベイブレード』シリーズは1999年の初放送以降、世界的なヒットに成功した人気アニメで、i-dleの楽曲は作品内の対決シーンの雰囲気を引き上げ、迫力ある演出に力を添えた。彼女たちに先立ち、TOMORROW X TOGETHERも楽曲『Rise』が『BEYBLADE X』シリーズのオープニングテーマとして使用され、アニメファンはもちろんK-POPファンの関心を集めた。

K-POP×Jアニメの世界的飛躍による「経済的シナジー」

K-POPが人気キャラクターとの単純なイベント性コラボではなく、アニメOSTなどコンテンツとしての成果物を残す協業が継続している背景には、「ファンダム」市場の拡大がある。

音楽は音楽、アニメはアニメそのものとしてのみ消費していた時代を越え、今は音楽とアニメーション、ゲームなど隣接する分野のコンテンツが融合し、OSTやグッズなど新しい形でファンと出会う流れであり、これを通じて有形・無形の経済性を狙うことができる。

音源およびコンテンツ業界関係者は「歌手や企画会社の立場では、音楽を通じて新しい領域へ国内外のファン層を拡張する機会となり、ファンは自分の歌手の変化した姿を見ることができる点で呼応している。またコンテンツ会社の立場では、K-POPファンダムの流入効果はもちろん、グッズなどを通じてオンラインとオフラインが結合し、新規市場の拡張まで狙うことができる」と語った。

日本を越えてグローバル市場で続いているK-POPの躍進も、このようなコラボ継続に大きな役割を果たしている。

現時点で日本現地におけるK-POPの地位は、4月に日産スタジアムで海外アーティストとして初めて3度目の公演を行う東方神起や、国立競技場で海外アーティストとして初めてコンサートを開くTWICEなどが証明するように、現地の人気アーティストと比べても圧倒的だ。Netflixアニメ映画『KPOPガールズ!デーモンハンターズ』旋風以降、K-POPのグローバル地位がさらに高まり、グローバル流通力を持つ日本アニメ・キャラクターIP業界でもK-POP効果を注視している。

大衆文化評論家のキム・ソリ氏は「K-POPグループとキャラクターの出会いはIP拡張の側面で“Win-Win戦略”と言える」とし、「特にK-POPグループのファン層が10代、20代に集中しているが、彼らとキャラクターを好む年齢層が似ている点で共感帯が形成される側面があり、これを通じたシナジーも期待できる」と語った。

結果的にはK-POP人気アイドルとのコラボと言えるが、単にグループの人気に頼ったものではなく、アニメと個別アーティスト、そして彼らの音楽が持つ色彩とアニメとの調和は重要なマッチングポイントとなる。

前述のIVE、aespa、LE SSERAFIM、ILLITなどはいずれもそれぞれの音楽的個性とメッセージ性が優れており、彼女たちを“ピック”したアニメが物語に込めた主題や雰囲気と絶妙に噛み合う様子を見ることができる。

日本でK-POPの地位がさらに強固になり、韓国の日本アニメに対する熱狂的な雰囲気もまた強まっているため、両者のコラボも続くというのが業界の全般的な観測だ。

業界関係者は「両分野とも堅固なマニア層に支えられ、さまざまな試みを続けるとみられる」とし、「これによりK-POPアーティストがアニメOSTを歌い、世界観を交差させたキャラクターを共に発売するなどの協業は今後さらに増えるとみられるが、このようなコラボレーションが蓄積されるほど一時的な現象ではなく、産業全般に影響を及ぼすだろう」と展望した。

●『イルガン・スポーツ』パク・セヨン記者

(記事提供=時事ジャーナル)

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