「だから行くなと言ったんだ!」
ロサンゼルス・ドジャースで2年連続でマイナー開幕を迎えた韓国人野手キム・ヘソンに、同郷の元メジャーリーガーが「トレードが最善策」と持論を展開している。
今季オープン戦では9試合に出場して打率0.407(27打数11安打)、1本塁打、6打点、8得点、5盗塁、OPS(出塁率+長打率)0.967という好成績を残したキム・ヘソン。ただ開幕直前にマイナー降格を余儀なくされ、昨年に続き今年もAAAでシーズンを始めることになった。
デーブ・ロバーツ監督は「キム・ヘソンがマイナーリーグで毎日試合に出場することこそが、より大きなチャンスになると判断した」とその理由を説明した。一方で、オープン戦で打率0.125(48打数4安打)、1本塁打、7打点、4得点、OPS 0.531に沈んだアレックス・フリーランドは開幕ロースター入りを果たしている。
ドジャース傘下AAAのオクラホマシティ・コメッツでプレーするキム・ヘソンは、3月30日時点で3試合に出場して打率0.500(14打数7安打)、2打点、6得点、OPS 1.071と優れた成績を残している。特に29日のアルバカーキ・アイソトープス(コロラド・ロッキーズ傘下)戦では、5打数5安打、1打点、4得点という“ワンマンショー”も披露した。
そんなキム・ヘソンの境遇に言及したのが、現役時代にKBOのネクセン・ヒーローズ(現キウム・ヒーローズ)、MLBのピッツバーグ・パイレーツなどでプレーした元メジャーリーガーのカン・ジョンホだ。
カン・ジョンホは30日に自身のYouTubeチャンネル「カン・ジョンホ_King Kang」を通じて、「キム・ヘソンはオープン戦で良い結果を出したにもかかわらず、アレックス・フリーランドに枠を奪われた。ロバーツ監督によれば、メジャーでは毎日出場させることができないため、AAAでさまざまなポジションをこなしながら毎日プレーした方がいいと判断したようだ」と語った。
続けて「ビッグマーケットの球団に行くと不利になるというのは、まさにこういう理由だ。今後アメリカに挑戦する後輩たちも、この部分を必ず考えてほしい。強いチームに行って1~2年で帰ってくるのではなく、試合に出られるチームで3~4年プレーしてから、良い待遇を受ける方が賢明だ」と付け加えた。
カン・ジョンホはまた、「本人が選んだ以上は仕方ない。誰を責めることもできない。だから行くなと言ったんだ。トレードが最もベストなシナリオだ」と自身の考えを明かした。
そのうえで、技術面で改善が必要だとの意見を提示した。カン・ジョンホは「キム・ヘソンは今シーズン、スイングを矯正したようだ。踏み出しからシークエンス(動作の連動)の動きが非常に良くなった。全体的な流れは改善されたが、フォロースルーの際にいつも腕が伸びきっている。もちろんフォロースルーが長いのは良いことだが、コースやタイミングに応じて、早いときは伸ばし、遅いときは畳めるようにならなければならない」と、打撃の柔軟性不足を指摘していた。
(記事提供=OSEN)
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