「試合を壊してしまった」日本人Kリーガーが韓国語で悲痛謝罪 PK献上&痛恨ロストで2失点関与→前半で交代…監督は擁護

2026年04月23日 スポーツ #サッカー
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韓国Kリーグでプレーする日本人選手が、チームの敗戦に繋がった自身の痛恨ミスを謝罪して涙を流した。

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富川(プチョン)FC 1995は4月21日、ソウルワールドカップ競技場で行われたKリーグ1第9節でFCソウルに0-3で敗れた。

今季1部初昇格を果たした富川は、2007年のクラブ創設以降で初めてFCソウルとリーグ戦で激突したが、大差での黒星となった。2016年のFAカップ(現コリアカップ)準決勝で敗れた雪辱も果たせなかった。

「深く反省し、必ずピッチの上で挽回する」

今回の一戦、試合展開の中心には富川の日本人MF高橋一輝がいた。「カズ」の登録名でプレーする29歳のボランチは、富川率いるイ・ヨンミン監督が試合前に「カズの運動量が重要だ」と強調したほど、チームにとって欠かせない存在だった。

しかし結果として、高橋が関与した2つの場面が試合全体の流れを揺るがした。

前半31分、高橋のハンドでFCソウルにPKを与えてしまい、先制の失点に繋がった。視界が遮られた状況で避けられなかった不運な場面だったが、結果は非情だった。

続く前半アディショナルタイムには、コーナーキック後の状況で高橋がボールを保持した際、方向転換を試みた瞬間に脚を滑らせてしまい、ボールロストを逃さなかったFCソウルに追加点を許した。連続した失点シーンが、いずれも高橋に関連するものとなってしまった。

高橋一輝
高橋一輝(写真提供=韓国プロサッカー連盟)

失点直後、高橋はうなだれた。チームメイトたちが慰める中でも表情は強張ったままで、結局、前半終了後のハーフタイムに交代した。

ただ、これは懲罰的な交代ではなかった。イ・ヨンミン監督は試合後、「選手個人の問題というより、運が味方しなかった試合だった」とし、「心理的に動揺する可能性があるため、保護する目的で交代させた」と説明した。続けて「実力でミスをするような選手ではない」と高橋への信頼を表した。

高橋の価値はすでにチームが理解している。2023年に加入して以降、着実に中盤のバランスを支え、毎シーズンで30試合以上に出場してきた。昨季は昇格プレーオフ含む39試合を消化し、中心選手としてクラブ史上初の昇格をけん引した。目立たない領域でチームを下から支える役割を担ってきた選手だ。

だが、この日は違った。試合終了後、高橋は涙を見せた。そして直後、自身のSNSを通じてコメントを伝えた。

高橋一輝
高橋一輝(写真提供=韓国プロサッカー連盟)

高橋は韓国語で「クラブにかかわるすべての方々が今日の試合のために最善を尽くして準備してくれたのに、自分の2度のミスで試合を壊してしまいました。本当に申し訳ございません」と深く謝罪した。

続けて、「今日の責任を深く反省し、必ずピッチの上で挽回できるよう最善を尽くします。常に応援してくださるサポーターの皆さんに心から感謝いたします」とファンに向けて伝えていた。

こうした表明も決して簡単なことではないだろう。試合後、公の場で謝罪する選手は多くない。それほどまでに責任を自ら背負うという意志が込められた行動だった。富川のクラブ関係者は、「カズのプロ意識と姿勢は素晴らしい。こうした困難も十分に乗り越えられる選手だ」と評価している。

ミスは試合の一部だ。しかし、その後の態度が選手を作る。高橋は崩れ落ちそうな一日の中でも逃げ出さなかった。そして今、再び立ち上がる準備を始めている。

(記事提供=OSEN)

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