【韓国】1部では“後ろから体当たり”で日本人選手が脊椎負傷、2部では主審が監督の握手を拒否…Kリーグで同じ日に起きた2つの「後味悪い光景」

2026年04月29日 スポーツ #サッカー
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韓国プロサッカーKリーグで、1部と2部を問わず“後味の悪い光景”が各地で見られている。

【写真】“後ろから体当たり”され脊椎負傷…担架で運ばれる日本人選手

4月26日、蔚山文殊(ウルサン・ムンス)サッカー競技場で行われたKリーグ1(1部)第10節では、アウェイチームの大田(テジョン)ハナシチズンがホームチームの蔚山HD FCを4-1で破った。

この日、大田の日本人MF石田雅俊は先発出場して1ゴール1アシストの大活躍を披露した。過去に京都サンガF.C.、SC相模原、ザスパクサツ群馬、アスルクラロ沼津、ジュビロ磐田でプレーした30歳は大田の攻撃をけん引する役割を果たし、Kリーグ1第10節のMVPにも選ばれている。

だが、試合終了直前に石田にアクシデントが起きた。後半アディショナルタイム、蔚山の元韓国代表DFチョ・ヒョンテクが、味方にパスを出してボールを持っていない状態の石田に向かって、背後から激しく“体当たり”をしたのだ。ボールとは無関係な状況で起きた、不必要な接触だった。

石田雅俊
石田雅俊(写真提供=韓国プロサッカー連盟)

主審はチョ・ヒョンテクにイエローカードを提示したが、プレーの性質を考えれば議論の余地が残るものだった。実際、チョ・ヒョンテクの衝突を受けた石田は腰を押さえて倒れ込み、立ち上がることができなかった。

結局、救急車がピッチに入り事態となり、石田は担架で運ばれて会場を後にした。診断の結果、脊椎の突起部分を骨折したと伝えられているが、幸いにも選手生活に支障が出る範囲ではないという。最低でも3~4週間の治療・リハビリ期間が見込まれ、北中米ワールドカップ開催に伴う中断期間を経てシーズン後半より復帰するものと予想されている。

もっとも、石田の負傷シーンは単なる衝突とは言い難い。ボールのない状況で背後から加えられた接触は非常に危険だ。意図の有無にかかわらず、チョ・ヒョンテクに批判が相次いでいるのはそのためだ。

チョ・ヒョンテク
チョ・ヒョンテク(写真提供=韓国プロサッカー連盟)

同じ日にはKリーグ2(2部)でも後味の悪い光景が見られた。

25日に行われたKリーグ2第9節では、水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングスが釜山(プサン)アイパークに3-2で勝利した。敗れた釜山のチョ・ソンファン監督は試合終了後、主審のもとへ歩み寄り、握手を求めた。

しかし、主審の方から監督の握手を拒否した。あまりに器の小さい振る舞いだった。いくら試合中に判定をめぐる抗議を受けたとしても、終了後の挨拶を拒む光景は到底納得しがたい。

判定に対する異議申し立ては、試合の中で規定に従って処理されるべき事案だ。その後の手続きは、懲戒や評価へとつながる。

基本的な礼儀や尊重は別問題だ。敗北を認めて差し出された握手を拒む姿は、スタジアムを訪れたファンに良い印象を与えるはずがない。

キム・ヒゴン
右から3人目がキム・ヒゴン主審(写真提供=韓国プロサッカー連盟)

この日、水原三星対釜山の試合で主審を務めたのは40歳のキム・ヒゴン氏。同氏は2013年より国際主審として活動し、2014年9月には埼玉スタジアム2002で行われたロシアW杯アジア2次予選の日本対カンボジア戦で主審を務めた。

そのほか、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)やAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)などの国際大会も裁いた経験がある。国内Kリーグでも長く1部の主審を務めていたが、2025年より2部をメインに笛を吹いている。

Kリーグではこの日、異なる会場で2つの光景が同時に記憶に刻まれた。1つは試合結果、もう1つはピッチの内外で見せられた残念な姿だ。Kリーグがより高いレベルへと進むために、必ず正すべき点である。

(記事提供=OSEN)

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