今季2度目のレッドカードで“シーズン終了”となったドイツ生まれの韓国代表MFイェンス・カストロップ(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)は、すでに北中米ワールドカップに目を向けているようだ。
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ボルシア・メンヒェングラートバッハは4月29日(日本時間)、カストロップがドイツサッカー連盟(DFB)の賞罰委員会から3試合の出場停止処分を受けたと発表した。ブンデスリーガは今季残り3試合のため、カストロップはチームメイトより先にシーズンを終えることになった。
カストロップは同月25日に行われたブンデスリーガ第31節のヴォルフスヴルク戦で、後半アディショナルタイムに相手MFサエル・クンベディに対して危険な行い一発退場となった。昨年10月25日の第8節バイエルン・ミュンヘン戦でも開始19分で退場しており、1シーズンでレッドカードを2度経験している。
直近の好調ぶりにブレーキがかかった格好だ。カストロップはは左ウィングバックにポジションを移した後、パフォーマンスが目に見えて向上していた矢先だった。シーズン終盤の感覚を維持する機会を失ったという点では、韓国代表にとっても惜しまれる部分だ。
それでも、選手本人の考えは前向きだ。カストロップは29日、韓国国内メディアを対象に行ったオンラインインタビューで、早期のシーズン終了をむしろ肯定的に捉えた。「長いシーズンの後に国際大会を準備するのは容易ではない。多くの選手が痛みを抱えながらプレーすることになる」とし、「シーズンを早く終えたことは、かえってプラスになる可能性がある。体調を管理し、怪我なく準備できるからだ。1カ月程度の休息は全く問題にならない」と語った。
大会までの準備計画も明確だ。カストロップは「ワールドカップの前に約2週間半ほどの準備期間がある。その時間を活用すれば、コンディションを100%まで引き上げることができる」とし、現在は調整に集中していると説明した。
韓国代表への適応も続いている。ドイツ人の父と韓国人の母のもとデュッセルドルフで育ち、ドイツの世代代表でもプレーしたカストロップは、昨年9月に韓国代表デビューを果たした。豊富な運動量と守備への貢献度が認められ、新たな選択肢として評価されている。
言語の習得にも力を入れているようで、「ドイツでも1日1時間ずつ韓国語を勉強しようとしている。代表で一緒に生活すれば、より早く慣れることができる」と述べた。
現在、韓国代表内での役割は流動的だ。ボランチを基本に、サイドや最終ラインでもプレーできるマルチロールとして分類されている。まだ自身の役割を決めつけるには早いという立場だ。ただ、「チームの助けになれるという自信はある」と強調した。
早期のシーズン終了は、間違いなく変数となる。試合勘の維持という側面では懸念が残るが、同時に回復と準備のための時間を確保した。
カストロップは方向性を明確にしている。「重要なのはチームが一つにまとまること、そして良いコンディションを維持することだ」とし、「最高のコンディションでワールドカップに臨むことが目標だ」と語った。
韓国代表は5月16日に北中米ワールドカップを戦うメンバー26人を発表する予定だ。カストロップがコンディションを整え、W杯本大会に韓国代表の一員として参加できるか注目される。
(記事提供=OSEN)
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