韓国・ソウル光化門広場で開催されたBTSの公演に際して、インターネット上で「ガソリンを投げ込んでやる」といった脅迫文を投稿した50代の男に執行猶予付き懲役刑が言い渡された。
5月15日、法曹界によると、ソウル北部地裁・刑事14単独(カン・ギョンムク判事)は、公衆脅迫の疑いで拘束起訴された50代の男に懲役10カ月、執行猶予2年を言い渡し、保護観察および200時間の社会奉仕を命じた。
男は今年3月19日、ソウル道峰区(トボング)の自宅でスマートフォンを使い、インスタグラムに掲載された「BTS光化門公演に伴う交通規制情報」の投稿のコメント欄に、「ペットボトルにガソリンを入れて投げ込んでやる」といった脅迫的なコメントを書き込んだ疑いがある。
このほかにも、男は「火をつける」「今回の光化門公演は火の海になる」など、不特定多数を脅かす内容のコメントを複数回にわたり残した。
112番通報を受けた警察は、男を有力な容疑者と特定して緊急逮捕した。逮捕後の調べに対し、男は「ただ関心を引くための意図だった。実際に実行する意思はなかった」という趣旨の供述をしていた。
ただ、公衆脅迫犯罪に対して厳罰を下す意思を明らかにしていた警察は、男の逮捕状を申請・取得して捜査を進め、検察に送致した。検察も容疑が成立するとみて、男を拘束起訴した。
裁判部は「今回の犯行は多くの社会構成員に不安と恐怖を与え、公衆の安全を脅かすものであり、厳罰に処す必要がある」としたうえで、「被告が犯行を素直に認めて反省の態度を見せている点や、この25年間、刑事罰を受けた前歴がないことなどを考慮した」と判示した。
(記事提供=時事ジャーナル)
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