「“問題児”のレッテルを貼られかけていたが…」佐々木朗希の好投に韓国メディアが驚いたワケ「ようやく周りの助言に耳を傾け始めたのか」

2026年05月18日 スポーツ #プロ野球
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「意固地になるのは正解ではなかった」

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ロサンゼルス・ドジャースの「問題児」というレッテルを貼られかけていた佐々木朗希が、ようやく周囲の助言や指導に耳を傾け始めたのだろうか。MLBデビュー以降で“最高”とも呼べるピッチングを披露し、鮮やかな復活を遂げた。

佐々木は5月18日(日本時間)、敵地エンゼル・スタジアムで行われたロサンゼルス・エンゼルス戦に先発登板し、7回(91球)を投げて4被安打、無四球、8奪三振、1失点の力投を披露して今季2勝目を挙げた。

韓国メディア『OSEN』は「“頑固になるのは正解ではなかった”固執不通の佐々木、7イニング最高の投球で大逆転…もう“問題児”から脱出したのか」と題し、佐々木の活躍に注目している。

MLBデビュー後で初めて7回を消化し、初めて四球ゼロを記録した。まさにMLB進出後、最高のパフォーマンスと言える内容だった。この日の球種はストレート37球、スライダー22球、スプリット18球、フォーク14球。最速は97.9マイル(157.6km)、平均球速は96.6マイル(155.5km)だった。

着実に状態が上向いていることを、佐々木は自らの力で証明した。相手がエンゼルスであることを差し引いても、非常に意味のある結果を残した。

これまで佐々木の潜在能力を信じて先発起用を続けてきたデーブ・ロバーツ監督は、「最近の調子がずっと良かったので、今日の活躍はある程度予想していた。ストレートとスプリットの制球が完璧で、必要な場面でスライダーを適切に織り交ぜていた。捕手のダルトン・ラッシングとの呼吸もぴったりだった」とし、「効率的なピッチングを見せ、自ら“もっと成長しなければならない”と口にしていた部分を実践に移す姿が見られて、本当に良かった」と語った。

自信も大きく影響したと監督は見ている。「メジャーの打者を抑えるために何が必要か、より長いイニングを投げるために何が必要かを、よく理解できているようだ」としたうえで、「もう一つの要素は自信だ。自分が何をすべきかが明確に定まっており、それが一球一球に反映されている。失投もわずかに外れる程度だった。スプリットはストライクゾーンに来るように見えたため、打者の空振りをうまく誘い出していた。今日は一度のピンチすらなかった」と強調した。

無四球の投球についても絶賛した。ロバーツ監督は「不必要な四球がなかった。不利なフルカウントの勝負に自分を追い込む場面が全くなかった。制球が乱れて打者にぶつけることもなかった。対峙すべき打者だけを相手にしていた」と称えた。

さらに、配球の変化についても言及した。佐々木がついにこれまでのこだわりを捨てたことを、ロバーツ監督は高く評価している。

佐々木朗希
佐々木朗希(写真提供=OSEN)

佐々木はNPB時代から個人主義的な傾向が強く、頑固な一面もあると言われてきた。順風満帆な野球人生を歩んできただけに、自分のスタイルへの自負が強い。

特にロバーツ監督は昨年から佐々木に対し、「3つ目の球種を開発すべきだ。スライダーでもカーブでもいい。左方向に動く球種が必要だ」とし、ストレートとフォーク(スプリット)に依存する「ツーピッチ」からの脱却を強調してきた。しかし、しばらくの間、佐々木は自分のパターンに固執し、最近になってようやくスライダーなどの第3球種の割合を増やし始めた。

2026年初め、アメリカメディア『カリフォルニア・ポスト』は「ドジャースは個人主義的と評される佐々木との距離を縮めるのに苦労した。彼がブルペンの救世主として浮上した際、球団はストレートの球速回復にどのような助けを与えたか共有しようとしたが、佐々木は球団とは別の方法で自分の問題を分析した」と報じた。同メディアはまた、「ロバーツ監督は佐々木に接する際、バランスを保つことに神経を尖らせたという。彼は佐々木が新しいアイデアに対して心を開く謙虚さを持つことを望んでいた」とも言及。頑固な振る舞いに対し、ロバーツ監督は警告を発していた。

結局、佐々木もMLBの壁を実感し、周囲のアドバイスに耳を傾けることで、自らのこだわりを捨てつつある。その結果、目に見える成果もついてきた。ロバーツ監督は「新しいものを受け入れる朗希のオープンな姿勢が、彼がどれほど偉大な選手になりたいかを物語っていると思う。常に自分が楽に投げられるやり方だけに固執するのは正解ではなかった。調整が必要だったが、こうして早く結果が出て嬉しい」とし、「佐々木のこうした柔軟な態度は心理的な余裕を生み、失敗を恐れさせなくなった。その結実が表れている」と述べた。

佐々木自身も試合後、「1年目とは経験したことも考え方も違う。コーチとうまくコミュニケーションが取れており、互いに何を求めているか分かっている。配球については、打順が2、3巡目になる際に投手コーチとどう変えていくか話し合い、同じ攻め方にならないよう、打者ごとに考えて投げた」と力強く語った。

タイラー・グラスノー、ブレイク・スネルが共に戦列を離れ、先発陣に穴が開いた状況で、佐々木までもが完全に復活すれば、ドジャースの懸念はいくらか和らぐだろう。今回の好投が一過性のものでないことを願うばかりだ。

(記事提供=OSEN)

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