48カ国、1248人。その中で中国スーパーリーグ所属の選手はわずかに「1人」だけだった。
国際サッカー連盟(FIFA)は6月2日、北中米ワールドカップ出場全48カ国の最終登録メンバーを公開した。
今大会は出場国が32カ国から48カ国に増えた初のW杯だ。FIFAによると、最終リストには48カ国、計1248人が含まれた。うち891人はW杯初出場で、残りの357人は過去のW杯でメンバー入りした経験がある。
このリストが、中国国内で注目を集めている。
とある中国メディアは最終リストを基に選手の所属リーグを分析し、中国スーパーリーグの現実を指摘した。
今回、ワールドカップに最も多くの選手を送り出したリーグはイングランド・プレミアリーグで176人だ。次いでドイツ・ブンデスリーガが101人、スペイン・ラ・リーガが81人、フランス・リーグ・アンが79人、イタリア・セリエAが66人を輩出した。日本のJリーグは7人、韓国のKリーグは8人だった。
そんななか、中国スーパーリーグからワールドカップに臨むのはたった一人。浙江FCに所属する韓国代表DFパク・ジンソプだ。
北中米W杯登録選手1248人の中で唯一、中国リーグでプレーする選手であり、その選手は韓国代表のユニホームを着る。中国が48カ国に拡大されたW杯でも出場を逃したなかで、リーグとしての存在感もパク・ジンソプの1人にとどまった。
中国スーパーリーグのW杯選手輩出は過去と比較しても大幅に減少した。中国メディアは、2006年ドイツ大会では中国リーグ所属選手がいなかったものの、その後の2010年南アフリカ大会では3人、2014年ブラジル大会では5人、2018年ロシア大会では9人に増えたと説明した。
2010年南アフリカ大会では韓国代表のFWアン・ジョンファン(当時・大連実徳)、ホンジュラス代表のFWジェリー・パラシオス(当時・杭州緑城)、DFマウリシオ・サビジョン(当時・杭州緑城)。
2014年ブラジル大会ではコロンビア代表のDFオスマン・チャベス(当時・青島中能)、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のMFズヴェズダン・ミシモヴィッチ(当時・北京人和)、韓国代表のDFキム・ヨングォン(当時・広州恒大)、MFハ・デソン(当時・北京国安)、MFパク・ジョンウ(当時・広州富力)。
そして、2018年ロシア大会ではアルゼンチン代表のDFハビエル・マスチェラーノ(当時・河北華夏幸福)、ベルギー代表のMFアクセル・ヴィツェル(当時・天津権健)、MFヤニック・カラスコ(当時・大連一方)、ブラジル代表のMFレナト・アウグスト(当時・北京国安)、韓国代表のDFキム・ヨングォン(当時・広州恒大)、ナイジェリア代表のFWオディオン・イガロ(当時・長春亜泰)、MFジョン・オビ・ミケル(当時・天津泰達)など、中国リーグ所属または直前まで所属していた経歴のある選手たちが世界の舞台を踏んだ。
ただ、2022年カタール大会ではカメルーン代表FWクリスティアン・バソゴグ(当時・上海申花)と韓国代表MFソン・ジュンホ(当時・山東泰山)の2人に減り、今回の2026年北中米大会は1人に落ち込んだ。
FIFAによると、今大会では全世界449のクラブが代表選手を輩出したという。
W杯はリーグのレベルや選手供給のネットワークを映し出す舞台でもある。サウジアラビアやカタールは自国リーグを中心にメンバーを構成し、一部のアフリカや南米のチームは全員が海外組で構成された。その中で、中国スーパーリーグはパク・ジンソプの1人だけで名前を残した。
韓国はグループAでチェコ、メキシコ、南アフリカと対戦する。W杯初出場のパク・ジンソプが本大会でどれだけの出場時間を得られるかはまだわからない。それでも、W杯メンバーに残った唯一の中国スーパーリーグの選手という事実だけで中国メディアの視線は彼に注がれている。
“中国スーパーリーグ代表”としてもW杯の舞台に立つパク・ジンソプは、本大会で活躍を見せることができるだろうか。
(記事提供=OSEN)
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