「弱者に強いが、強豪には限界」韓国代表へ対戦国メディアがシビア評価 “ニセ背番号”作戦に言及も【北中米W杯】

2026年06月11日 スポーツ #サッカー
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北中米ワールドカップ初戦で韓国と対戦するチェコのメディアが、韓国代表の戦力を詳細に分析したレポートを発表した。

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チェコメディア『スポルト』は6月10日(日本時間)、20年ぶりにワールドカップの舞台に立った自国代表を率いるミロスラフ・コウベク監督の発言を、データサイト『Opta(オプタ)』のデータを用いて真っ向から反論する一方、韓国の隠された強みと弱点を非常に具体的に指摘した。

同メディアは、ホン・ミョンボ監督率いる韓国がアジア予選で見せた圧倒的なポゼッションサッカーに焦点を当てた。同時に、強豪と対戦した際に露呈する致命的な限界も指摘した。また、最近の親善試合で「偽の背番号」を使い、チェコの戦力分析官たちを混乱に陥れた点にも言及した。

コウベク監督は最近のインタビューで、「韓国の試合を何度見たのか?私はすでに5試合ほど見た」と語り、ホン・ミョンボ監督率いる韓国を「世界トップレベルのプレッシングマシーン」と称した。同時に、韓国の凄まじい機動力に対して警戒感を示した。

しかし同メディアは、統計専門家の言葉を借りてこの分析が誤っていると指摘した。Optaのアナリスト、ヤクブ・カドルノシュカは「この要素(プレス)は韓国のプレーの補助的な手段にすぎない」とし、「彼らがサッカーを展開する上での根幹ではない」と主張した。

続けて彼は、「韓国が予選において、高い位置で素早くボールを奪取することに大きな比重を置いていたとは言えない。かといって、プレスを全く行わずに自陣で相手がボールを失うのを待つだけのチームでもなかった」と付け加えた。

カドルノシュカは「韓国は前進パスの割合が28.7%にすぎず、すべてのチームの中で最も低かった」とし、「これほど非常に高いボール支配率(平均72.3%)と、低い前進パスの割合を考慮すると、韓国は最も緻密で計画的なプレースタイルを持っていると言える」と評価した。

言い換えれば、韓国は絶え間なく走り回ってボールを奪うチームではなく、ボールを完璧に保持したまま自分たちのテンポで試合を支配する「最も精巧なチーム」だということだ。

同メディアは「韓国には1回(1年)以上にわたり選手をテストし、フォーメーションを変え、様々な大陸の複数の対戦相手を選ぶ余裕があった」とし、「これは逆に、チェコに対して彼らを攻略するヒントを与えることにもなる」と分析した。

韓国代表
韓国代表(写真提供=韓国サッカー協会)

同メディアは、高さを利用すべきだと主張した。韓国の平均身長(182.3cm)が大会全体で29位であるのに対し、チェコ(185.7cm)は今回のワールドカップで最も身長が高いチームの一つだという点だ。

チェコのレジェンドであるラディスラフ・ヴィーゼクはコラムを通じて、「今すぐすべてを懸けてギャンブルをする。最高のヘッダーの達人たちをピッチに投入すべきだ」とし、「韓国の選手たちが急に異常なほど背が伸びない限り、我々が高さで優位に立たなければならない」と強調した。

これについて同メディアは、チェコがプレーオフで決めた4ゴールがすべてセットプレーから生まれたという点に触れ、ヴィーゼクの意見には一理あるとした。

しかし、すぐさまOptaの意外なデータを提示し、チェコ代表に警告のメッセージを送った。同メディアは「興味深い点は、韓国が空中戦の競り合いで61.2%の成功率を記録し、むしろアジア予選内で最も成功しているチームだったということだ」と説明した。

背が高いからといって、必ずしも空中戦を制するわけではないことを思い出させたのだ。また、韓国の激しいボディコンタクトやポジショニングを決して侮ってはならないという警告でもある。

『スポルト』は戦術以外の要素も詳細に扱った。試合が行われるメキシコのグアダラハラは海抜約1600mに近い高地だ。韓国代表は早々に近くにキャンプを張り、適応を終えている。

一方、チェコは猛暑の低地であるテキサスに滞在しており、気候への適応という面で手痛い不利を抱えている。同メディアは「チェコは無理なスプリントを控え、体力を温存して集中的に攻撃すべきだ」とアドバイスした。

エルサルバドルとの親善試合で韓国の選手たちが背番号を入れ替えて着用した、いわゆる「偽の背番号」についても言及した。

同メディアは、韓国のスタメンに「イ」姓が5人、「キム」姓が2人も名を連ねていたことを挙げ、チェコの戦力分析官たちが選手を特定するうえで混乱が生じたことを示唆した。

実際、エルサルバドル戦はイ・テソク、イ・ジェソク、イ・ギヒョク、イ・ドンギョン、イ・ハンボムと5人の「イ」姓が先発出場。「キム」姓はキム・スンギュとキム・ミンジェが先発でプレーした。ほかはファン・ヒチャン、ファン・インボム、ソル・ヨンウ、チョ・ギュソンが先発だった。

(記事提供=OSEN)

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