絶対女王IVEの後退とRESCENEの急浮上 話題性で一変するK-POP市場の最前線【2026年最新版】

2026年07月20日 K-POP #アイドル
このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年上半期のK-POPガールズグループにおける序列は、どのように動いたのだろうか。

【写真】堂々と“パンツ見せ”も…過激さ増す韓国女性アイドル衣装

その動向を探るうえで指標となるのが、韓国企業評判研究所が毎月公表している「ブランド評判」ランキングである。

このランキングは、参加指数、メディア指数、疎通指数、コミュニティ指数を統合して算出されるものであり、アルバムの売上や音源の成績のみでは見えにくい“話題性”や“オンライン上での存在感”を推し量る尺度といえる。

今回は、ガールズグループの「ブランド評判」ランキングについて、2026年2月から7月までの集計結果を中心に紐解いていく。毎月のランキングはおおむね前月中旬から当月中旬までのビッグデータを分析対象としており、1月発表分には実質的に2025年12月の動向が色濃く反映されているためだ。

2月発表分から7月発表分までを追うことによって、2026年上半期の潮流がより鮮明に浮かび上がる。

5カ月連続でトップを独走したIVEの躍進

その結果として、まず際立つのはIVEの強さだ。

IVE
IVE(写真提供=OSEN)

2月のランキングで首位を獲得したIVEは、3月、4月、5月、6月と5カ月連続でトップの座を維持した。

2月のブランド評判指数は519万460ポイント、3月は669万379ポイント、4月は637万2506ポイント、5月は466万3701ポイント、6月は602万5982ポイントを記録し、月ごとの増減はありつつも1位の座を他に譲ることはなかった。

その背景には、グループ全体の安定した人気にとどまらず、2ndフルアルバム『REVIVE+』に対する反響、ウォニョンをはじめとする個人の話題性、さらにはワールドツアーを通じた世界的な活躍などが存在する。

実際、6月の分析結果ではIVEに関連するキーワードとして「LUCID DREAM」「チャン・ウォニョン」「ワールドツアー」が挙げられており、音楽活動とメンバー個々のスター性が合わさってブランド価値を押し上げた格好である。

2026年上半期の“ブランド評判女王”を1組選ぶとすれば、IVEであることに疑いの余地はない。

7月に生じた変動とRESCENEの急浮上

しかし、その独走状態に7月、異変が生じた。

7月13日に公表された「7月のランキング」では、デビュー10周年を契機に再集結を果たしたI.O.Iが1位へと躍り出た。それまで“女王”として君臨していたIVEは、6位にまで順位を落とす結果となった。

I.O.I
I.O.I(写真提供=OSEN)

もちろん、これが即座にIVEの人気急落を意味するわけではない。ブランド評判は月ごとの露出量や話題の大きさに影響されやすい指標であり、長期的な実力やファンダムの規模をそのまま反映するものではないからだ。

それでも、「5カ月連続1位」を誇っていたIVEが6位へと下降したという事実は、2026年のガールズグループ市場がいかに流動的であるかを突きつけている。

I.O.Iの1位獲得は、長らくK-POPファンの記憶に留まっていたプロジェクトグループの復活が、ブランド評判にも大きく反映された形といえる。

ただ、上半期のガールズグループ勢力図を考察するうえで、より象徴的な出来事は2位へと躍進したRESCENEの急浮上であろう。

RESCENEは、5月の時点ではトップ30にも入っていなかった。ところが6月に6位へ一気に浮上すると、7月には2位にまで駆け上がった。

RESCENE
RESCENE(写真提供=OSEN)

7月のブランド評判指数は423万9616ポイントを記録し、前月比で64.27%増加。わずか2カ月間で圏外から最上位圏へと食い込んだ格好だ。

この急上昇は、単なるランキング上の数字のみにとどまらない。

RESCENEは、2024年8月にリリースした1stミニアルバム『SCENEDROME』のタイトル曲『LOVE ATTACK』が、発売から約2年の時を経て韓国最大級の音源チャートMelon「TOP100」で1位を達成。SNSでの話題をきっかけに再評価され、リバイバルヒットの“神話”を完成させた。

さらに7月には、ドミノ・ピザの新ブランドモデルにも選出された。ブランド評判での上昇が、音源チャートや広告市場における評価にも結びつき始めている点において、RESCENEは2026年夏の“急浮上組”を象徴する存在である。

上位圏を支える強豪たちと新興勢力の台頭

新人や若手グループの中で安定的な強みを見せているのがILLITだ。

ILLIT
ILLIT(写真提供=OSEN)

2月に6位、3月に5位と上位圏につけ、5月、6月、7月はいずれも3位を記録した。新人らしい爆発力のみならず、一定期間にわたりトップ3圏内を維持し続けている点が大きな意味を持つ。

春以降の推移を辿る限り、ILLITは一過性の話題にとどまらず、次世代ガールズグループの中心的存在として定着しつつある。

常連組としては、BLACKPINKが活動の露出量以上に“ブランド力”の強さを証明してみせた。

2月から6月まで5カ月連続で2位を記録し、7月も4位をキープした。

グループとして常時フル活動を行っているわけではないにもかかわらずトップ圏を守り続けているのは、メンバーそれぞれのグローバルな知名度と、BLACKPINKという名称そのものが持つブランド価値が今なお圧倒的であることを示している。

BLACKPINK
BLACKPINK(写真提供=OSEN)

また、TWICE、aespa、LE SSERAFIMもトップ10圏内で存在感を示し続けた。

TWICEは2~3月に3位を記録し、その後も4月6位、5月5位、6月5位、7月8位と上位に留まった。デビュー11年目を迎えてもなお、ワールドツアーや個人活動を通して話題性を保ち続けている点はさすがである。

TWICE
TWICE(写真提供=OSEN)

aespaも2月5位、4月4位、6月4位、7月7位と、月ごとの上下はあるもののトップ10常連としての底力を見せた。LE SSERAFIMは2月9位、3月10位から、4月3位、5月4位、7月5位へと浮上し、春以降に再び上位へ食い込んだグループといえる。

このように概観すると、2026年上半期のガールズグループ勢力図は、単純な“世代交代”という一言では片付けられない。

IVEは上半期における明確な勝者であった。BLACKPINKは活動量に左右されないブランド力を維持し、TWICE、aespa、LE SSERAFIMは既存の強者として上位圏を支えた。

その一方で、ILLITがトップ3常連に定着しはじめ、RESCENEが7月に一挙に2位へ躍進するなど、新興勢力の伸びも顕著となっている。

2026年上半期のK-POPガールズグループ市場は、IVEの独走によって幕を開け、7月の大波乱を経て折り返しを迎えた。

5カ月連続1位であったIVEが6位へと順位を下げ、RESCENEが2位に食い込んだ事象は、現在の市場が固定化された順位ではなく、ひとつの話題性によって勢力図が塗り替わる時代に突入していることを物語っている。

下半期、この流れをIVEが再び押し戻すのだろうか。それとも、さらなる急浮上組が“次の女王”をめぐる争いに加わるのだろうか。K-POPガールズグループの戦国時代は、まだまだ終わりを見せそうにない。

(記事提供=スポーツソウル日本版)

【写真】堂々と“パンツ見せ”も…過激さ増す韓国女性アイドル衣装

【画像】日本人アイドルの「ビッ○」発言も…生配信で物議醸した韓流芸能人

【写真】「可愛いビキニボディ」は適切?K-POP未成年アイドル“性的消費”問題

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

デイリーランキングRANKING

世論調査Public Opinion

注目リサーチFeatured Research