かつて大谷翔平に「当てなければならない」と“故意死球”を連想させる発言をし、物議を醸した韓国人投手コ・ウソクがMLBの舞台で3失点と打ち込まれた。
ミネソタ・ツインズのコ・ウソクは7月21日(日本時間)、敵地プログレッシブ・フィールドで行われたクリーブランド・ガーディアンズ戦にリリーフ登板し、1回4被安打(1被本塁打)、2奪三振、3失点を記録した。
試合はツインズの先発投手ジョー・ライアンが4回8失点と打ち込まれ、ガーディアンズに4-13の大敗を喫した。
コ・ウソクは3-10と大幅リードを許した7回裏に4番手としてマウンドに上がった。しかし登板直後、2球目のストレートが真ん中に入りパトリック・ベイリーにバックスクリーン越えのソロ本塁打を許すと、続くピーティー・ハルピンとカイル・マンザードにも連続二塁打を打たれて無死二、三塁のピンチを招いた。
その後、トラビス・バザナとの7球に及ぶ勝負の末に空振り三振を奪ったものの、チェース・デローターに初球を叩かれて適時二塁打を浴び、さらに2点を失った。コ・ウソクはブラヤン・ロッキオを三振、リース・ホスキンスを中飛に打ち取り、このイニングを切り抜けた。
デトロイト・タイガース傘下マイナーAAAに所属したコ・ウソクは、今月6日に現金トレードでツインズに移籍した。必ず26人枠(アクティブ・ロースター)に追加しなければならないというトレード条項に基づき、コ・ウソクは26人枠に名を連ね、今月10日のクリーブランド・ガーディアンズ戦で悲願のメジャーデビューを果たし、通算30人目の韓国人メジャーリーガーとなった。
12日のロサンゼルス・エンゼルス戦では5-3とリードした8回表に登板し、1回無失点で待望のメジャー初ホールドを記録した。20日のシカゴ・カブス戦ではチームが1-10と大きくリードされた8回に後半戦初登板を果たし、1回2被安打1四球2奪三振無失点を記録した。
前日のカブス戦はピンチを切り抜けたものの、MLB初の連投となった今回のガーディアンズ戦では3失点を喫したことで、防御率は「3.00」から「9.00」へと大幅に悪化した。
なお、コ・ウソクは2023年3月、WBC前に行われた韓国メディアとのインタビューで、大谷翔平と対戦する可能性を問われた際に「いざマウンドに上がったとき、投げるところがなければ“痛くないところ”に当てなければ。出塁させて、次の打者と勝負する」と発言したことで、大谷に対する“故意死球”を示唆したと捉えられ物議を醸したことがある。
ただ、コ・ウソクは後に別の韓国メディアとのインタビューにおいて、「“真ん中に強く投げたい”と話したら、(記者から)“もう少し面白く話してほしい”と伝えられた。誤解の余地がある発言をしたことは自分の過ちだが、ただの一度も“誰かにわざと当てろ”と野球を習ったことはない」と、当時の発言に誤解があったことを告白していた。
(記事提供=OSEN)
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