「後輩だが、先輩として一発叩いてやりたいほど間違っていた」
現役時代に1994年と1998年のワールドカップを経験し、Jリーグのセレッソ大阪とヴィッセル神戸にも在籍した元韓国代表MFハ・ソッチュ氏が、北中米ワールドカップで韓国代表を率いたホン・ミョンボ前監督の敗退後の行動やインタビュー時の態度を強く批判した。
ハ・ソッチュ氏は7月21日に放送されたMBCの時事番組『100分討論』(原題)に出演し、北中米ワールドカップでグループステージ敗退直後にホン・ミョンボ前監督がとった対応に言及した。
韓国は今大会、メキシコ、チェコ、南アフリカと同居したグループAを3位で終え、ベスト32進出に失敗した。
ホン・ミョンボ前監督はグループ敗退が確定した直後、ベースキャンプ地のメキシコ現地で開いた記者会見で辞任の意向を表明したが、報道陣との質疑応答はなく、自身のコメントを短く伝えるだけでその場を後にした。
仁川(インチョン)国際空港を通じて韓国に帰国した際も、報道陣の質問には答えず空港を立ち去った。韓国ではこうしたホン・ミョンボ前監督の対応がメディアやサッカーファンの間で物議を醸していた。
ホン・ミョンボ前監督の1歳年上であるハ・ソッチュ監督は、この件について「ホン・ミョンボ監督は後輩だが、インタビューの際に見せた行動は、先輩として一発叩いてやりたいほど間違っていたのは事実だ」とストレートに語った。
続いて、「国民が大きな関心を寄せていた状況だった。インタビューをはじめとする対応をきちんとサポートする人がいなかったのかと歯がゆかった」と付け加え、ホン・ミョンボ前監督個人だけでなく、韓国サッカー協会の不十分な対応も併せて指摘した。
ハ・ソッチュ氏は自身の経験にも併せて語った。彼は1998年フランスW杯のメキシコ戦で韓国のW杯史上初となる先制ゴールを決めたものの、その3分後に退場処分を受け、1-3の逆転負けの責任を背負うことになった。
「当時、自分も“韓国に帰ったら殺される”と思ったほどだった」と振り返ったハ・ソッチュ氏。
「(フランスW杯期間に韓国代表を率いた)チャ・ボムグン監督に申し訳なく、国民に申し訳ない気持ちでいっぱいだった」と当時の心境を想起しながら、「ホン前監督も帰国時に本当にひざまずき、席藁待罪(ソッコテジェ/過ちを犯した者が自らの非を認め、処罰を待つこと)する姿を見せていれば、今のような状況にはならなかっただろう」と伝えていた。
(記事提供=OSEN)
前へ
次へ