過去に大谷翔平への“故意死球”を匂わせる発言で物議を醸した韓国人投手コ・ウソクが、ミネソタ・ツインズで“事実上の戦力外”となったが、どの球団からも指名を受けられなかった。
韓国メディア『OSEN』が「コ・ウソクを望むチームは一つもなかった…放出待機→移籍不発、結局ツインズのAAAへ移管」と題し、コ・ウソクの現状を伝えている。
ツインズは8月31日(日本時間)、コ・ウソクがウェイバーを通過し、傘下マイナーAAAのセントポール・セインツに残留すると発表した。
球団は29日、外野手のウォーカー・ジェンキンスを40人枠に登録するため、コ・ウソクをDFA(事実上の戦力外)とした。その後ウェーバー公示を経たものの、ツインズ以外のメジャー29球団でコ・ウソク獲得に意欲を示したチームはなかった。
結局、コ・ウソクは放出こそ免れたが、ツインズの40人枠からは外れることとなった。
アメリカメディア『スポーツ・イラストレイテッド』は、「コ・ウソクは間違いなく他のメジャー球団のロースターでチャンスを得るだろう。その機会がAAAになるかもしれないし、メジャーリーグになるかもしれない」と予想していた。だが、実際には新しいチームを見つけられず、セインツでチャンスを待つこととなった。
コ・ウソクは2024年1月、サンディエゴ・パドレスと2年総額450万ドルで契約し、アメリカの舞台に進出した。しかし、同年5月にマイアミ・マーリンズへトレード移籍し、同月中にDFAに。その後、マーリンズ傘下マイナーを経て同年6月にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結んだ。
そして、今シーズン開幕前にも再びタイガースとマイナー契約を締結すると、7月に金銭トレードを通じてツインズへ加入。10日のクリーブランド・ガーディアンズ戦で悲願のメジャーデビューを果たしたが、2週間でマイナー降格を言い渡された。
また、ツインズ傘下マイナーのデビュー戦では、登板直前のグラブ検査で不正物質が発見されたという理由により、1球も投げられないまま退場処分を受けた。その後、異議申し立てにより10試合の出場停止処分が8試合に軽減されたものの、出だしから悪条件が重なったことは間違いない。
マイナーリーグではこれまで通算111試合に登板し、防御率5.02、10ホールド10セーブ、WHIP(投球回あたりの与四球・被安打数合計)1.44を記録するにとどまっている。
セントポール・セインツでは9.1回を投げて自責点13、防御率12.54、WHIP 2.14と大きく崩れており、四球率は23.4%に達している。
なお、コ・ウソクは2023年3月、WBC前に行われた韓国メディアとのインタビューで、大谷翔平と対戦する可能性を問われた際に「いざマウンドに上がったとき、投げるところがなければ“痛くないところ”に当てなければ。出塁させて、次の打者と勝負する」と発言したことで、大谷に対する“故意死球”を示唆したと捉えられ物議を醸したことがある。
ただ、コ・ウソクは後に別の韓国メディアとのインタビューにおいて、「“真ん中に強く投げたい”と話したら、(記者から)“もう少し面白く話してほしい”と伝えられた。誤解の余地がある発言をしたことは自分の過ちだが、ただの一度も“誰かにわざと当てろ”と野球を習ったことはない」と、当時の発言に誤解があったことを告白していた。
(記事提供=OSEN)
■【写真】ド迫力の“開脚”も!韓国プロ野球“美脚美女”の大胆始球式
前へ
次へ