張本勲さん死去…巨人イ・スンヨプ氏が追悼「韓国野球の“頼もしい先輩”チャン・フンさんのご冥福をお祈りします」

2026年09月10日 スポーツ #プロ野球
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日本プロ野球で唯一の3000本安打を達成したレジェンドであり、在日コリアン2世の張本勲(はりもと・いさお/韓国名:張勲=チャン・フン)さんが9月9日にこの世を去った。86歳だった。

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張本さんの訃報を受け、読売ジャイアンツで一軍打撃コーチを務めるイ・スンヨプ氏が10日の自身のインスタグラムを更新し、追悼文を掲載した。

イ・スンヨプ氏は「日本でプレーしていた頃、“強い気持ちを持て”と仰ってくださった先輩の励ましと、後輩を慈しんでくださった温かさをこれからも記憶します。通算3085安打の伝説であり、韓国野球の頼もしい先輩であったチャン・フン先輩、謹んで故人のご冥福をお祈りいたします」と綴った。

イ・スンヨプ氏
イ・スンヨプ氏(写真提供=OSEN)

イ・スンヨプ氏は現役時代、2004~2005年に千葉ロッテ、2006~2010年に巨人、2011年にオリックスに所属し、NPBで長く活躍した。それだけに、張本さんとの縁は格別だった。イ・スンヨプ氏は、NPB時代に自身を力づけてくれた張本さんの励ましと、張本さんが後輩に向けた温かい心を忘れていなかった。

張本さんは日本プロ野球史に大きな足跡を残した大打者だ。1959年に東映フライヤーズに入団すると、同年に新人王に輝き、1961年には首位打者に輝いた。その後は巨人やロッテオリオンズなどを渡り歩き、首位打者を実に7度受賞。1962年にはMVPに選出された。

1980年5月28日には、日本プロ野球史上初めて自己通算3000安打の大台に到達し、日本野球史の一ページを飾った。

23年間にわたる現役生活を終えた張本さんの通算成績は、2752試合で3085安打、504本塁打、1676打点、打率0.319だ。3085安打と言う数字は、今もなお日本プロ野球の最多安打記録として残っている。引退後は新聞やテレビなどを通じて野球解説者として精力的に活動した。

張本勲
張本勲さん(写真提供=OSEN)

韓国野球との縁も深かった。1982年の韓国プロ野球発足当時、KBO(韓国野球委員会)の総裁特別補佐役を務め、日本でプレーしていた在日コリアン選手たちを韓国国内の各球団へ紹介した。韓国プロ野球が根を下ろそうとしていた草創期の発展に力を添えた。張本さんはKBOの総裁特別補佐役を2005年まで務めた。2007年には、民間人に与えられる韓国最高の勲章である「無窮花章」が授与された。

日本プロ野球初の3000安打打者であり、韓国野球の頼もしい先輩だった張本さん。イ・スンヨプ氏は故人から受けた温かい励ましを胸に刻み、最後のお別れを告げた。

(記事提供=OSEN)

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