前例のない戦闘機の誤爆事故を起こした韓国空軍のパイロットが刑事立件された。
3月13日、韓国国防部によると、国防部調査本部は京畿道抱川(ポチョン)市の勝進科学化訓練場周辺で発生した空軍の誤爆事故に関連し、パイロット2人を業務上過失致傷などの容疑で立件した。
調査本部は「これまでの捜査を通じて、パイロットの標的座標の誤入力が事故の直接的な要因であることを確認した」とし、「事故の直接・間接的な原因について引き続き解明していく」と明らかにした。
これに先立ち、2人のパイロットは3月6日、それぞれKF-16戦闘機を操縦し、MK-82航空爆弾を各4発ずつ実弾射撃する訓練中に標的座標を誤入力し、民家に爆弾を投下する事故を起こした。
この事故により、民間人38人が負傷し、166件の財産被害が発生した。
これを受け、空軍は3月11日、戦闘機の誤爆事故の調査過程で法令遵守義務違反が確認された該当部隊の戦隊長(大佐)と大隊長(中佐)を先行して職務解任した。
空軍によると、当該部隊の指揮官らには重大な職務怠慢や指揮・管理・監督の不備があったことが確認されたという。
空軍は来週中にも、事故を起こした2人のパイロットに対し、空中勤務資格審査を実施する予定だ。
(記事提供=時事ジャーナル)
■日本を「地獄」と叩いた韓国歌手、日本公演へ…その“二枚舌”を意外な人物が痛烈批判
前へ
次へ