韓国で生後1歳8カ月の次女を放置して死亡させた20代の母親に対し、長女の養育も放棄していた疑いが追加で適用された。
仁川(インチョン)警察庁の女性・青少年犯罪捜査課は3月12日、児童虐待犯罪の処罰等に関する特例法上の児童虐待致死の疑いで拘束された20代の女性を検察に送致した。
警察は、女性が亡くなった次女Bちゃんだけでなく、小学生の長女Cさんに対する養育も怠っていたと判断し、児童福祉法上の児童放任(ネグレクト)容疑を追加で適用した。
警察は、自宅内の衛生状態などを総合的に考慮した結果、女性が2人の娘を育てるには不適切な環境であったと見ている。
女性は仁川市南区(ナムグ)の自宅で、生後1歳8カ月のBちゃんを適切に世話せず死亡させた疑いを受けている。
3月4日午後8時頃、「子どもが息をしていない」という親戚の通報を受けて出動した警察は、死亡しているBちゃんを発見し、女性を緊急逮捕した。
警察は国立科学捜査研究院にBちゃんの遺体の司法解剖を依頼し、「栄養失調により死亡したと推定される」との一次口頭所見を得た。
調査の結果、女性は夫がおらず、一人でBちゃんとCさんを育てていたことがわかった。女性は基礎生活受給者(日本の生活保護受給者に相当)であり、ひとり親世帯として毎月、生活給与や児童手当など300万ウォン(約32万円)以上の支援を受けていたことが把握されている。
また、困窮世帯に食料や日用品を支援する「フードバンク」から、毎月食材や飲料、ドーナツ、キャンディ、帽子などを持ち帰っていたことも明らかになった。
女性は警察の調べに対し、自分の過ちでBちゃんを死なせてしまったと容疑を認めている。
続いて、今月7日の拘束前被疑者尋問(令状実質審査)に出席した際、「亡くなった子どもに申し訳ないという気持ちはないのか」という報道陣の問いに対し、「申し訳ない」と答えていた。
(記事提供=時事ジャーナル)
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