生後1歳7カ月の娘を虐待して死亡させた疑いのある20代の母親が、長女も虐待した疑いでも捜査を受けていることがわかった。
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4月21日、法曹界によると、仁川(インチョン)地裁・刑事14部(ソン・スンボム部長判事)の審理で開かれた初公判で、児童虐待犯罪の処罰等に関する特例法上の児童虐待殺害などの容疑で拘束起訴された29歳女性の弁護人が「長女への虐待事件についても検察が起訴予定と聞いている。後ほど(事件を)併合すべきだと思う」と明らかにした。
実際、女性は今年1月から2月初旬にかけて小学生の長女を2回殴った疑い(児童福祉法上の児童虐待)で追加立件され、最近検察に送致されたと伝えられている。
ただ、女性の弁護人はこの日、公訴事実に対する具体的な意見は示さなかった。弁護人は「まだ記録の検討ができていないため、次回の期日に意見を述べる」とし、「被告人は面談で“育児放棄(ネグレクト)”については認めているが、殺意があったかどうかについては記録を確認し、被告人との面談を重ねたうえで意見を申し上げる」と説明した。
この日、薄緑色の囚人服姿で法廷に出廷した女性は、生年月日や職業などを確認する裁判長の認否質問に対して「無職です」と比較的一定のトーンで淡々と答えた。
女性は3月4日、仁川市南洞区(ナムドング)の自宅で生後1歳7カ月の次女を虐待して死亡させた疑いで起訴された。当時、警察は女性の親族からの通報を受けて現場に出行し、亡くなっている次女を発見して女性を緊急逮捕した。
司法解剖の結果、次女は栄養失調と脱水などが原因で死亡したことが判明した。死亡当時、生後19カ月だった次女の体重はわずか4.7kgで、同年齢の女児の平均体重(10.4kg)の半分にも満たないレベルだった。
調査の結果、女性は日頃から次女を産んだことを後悔しており、育児に不誠実であったことが露呈した。今年1月からは、次女にミルクや離乳食を適切に与えずに部屋に放置し、最大で67時間もの間、食事を与えないこともあった。
また女性は、次女が亡くなる直前の2月28日から5日間、計120時間のうち92時間を、次女を一人自宅に残したまま遊園地やサウナなどを訪れていたことが判明した。この間、長女は親族の家に預けていたという。
基礎生活受給者(日本の生活保護受給者に相当)であり、ひとり親家庭である女性は、毎月、生計給与や児童手当など月平均300万ウォン(約32万円)を超える公的支援を受けていた。困窮世帯のための「フードバンク」からも毎月食材を受け取っていたとされる。
にもかかわらず、女性は支援金の一部で毎月ミュージカルの会員権を購入したり、寄付を行ったりしていた。
また、自宅には犬2匹の死骸や排泄物などが放置されており、極めて劣悪な環境で育児を放棄していた。
(記事提供=時事ジャーナル)
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