韓国ソウルの市場で死者1人含む死傷者12人を出す事故を起こした70代の高齢ドライバーに、一審で禁錮刑の執行猶予を言い渡された。
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4月23日、法曹界によると、ソウル南部地裁・刑事5単独(ソ・ジウォン部長判事)は、交通事故処理特例法上の致死・致傷の容疑に問われた76歳男の判決公判で、禁錮2年、執行猶予3年を言い渡した。
男は2024年12月31日、ソウル陽川区(ヤンチョング)の木洞(モクドン)ケビ市場で乗用車突進事故を起こし、1人を死亡させ、11人を負傷させた疑いで起訴された。当時、男は先行するバスを追い越そうとして加速する過程で事故を起こしたことがわかっている。
男は事故直後の昨年1月にソウル市内の病院で精密検査を受け、アルツハイマー型認知症初期と診断された。事故の約1年前である2023年11月には、認知症の前兆症状である軽度認知障害(MCI)と診断されていた。
裁判部は「今回の事故で1人が死亡し、11人が全治2週間から6カ月の負傷をするという極めて重大な結果が発生した」とし、「亡くなった被害者や遺族の苦しみは計り知れない」と指摘した。
ただし、裁判部は「事故車両が総合保険に加入しており、物的被害が回復している点」「被告と合意した被害者10人と、合意に至らなかった残りの被害者2人の全員が処罰を望んでいない点」「被告が二度と運転しないことを誓っている点」などを考慮したと付け加えた。
また、裁判部は法廷に出席した男の娘に対し、「今後、被告人が運転をしないよう注意してほしい」と求めた。
(記事提供=時事ジャーナル)
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