韓国で緊急分娩が必要な妊婦が搬送先の病院を見つけられず、約300km離れた病院まで搬送されたものの、胎児が死亡するという事案が発生した。
5月2日、消防当局によると、前日の1日午後11時3分ごろ、韓国中部・忠清北道清州市興徳区(チュンチョンブクト・チョンジュシ・フンドクグ)のある産婦人科で、妊娠29週目の30代妊婦の胎児の心拍数が低下しているとの通報があった。当時、妊婦は同病院に入院中だった。
産婦人科は、胎児の心拍数が低下したことを受けて、忠清北道エリアだけでなく、忠清南道(チュンチョンナムド)、大田(テジョン)、世宗(セジョン)地域の病院などにも転院を要請したが、専門医の不在などを理由に受け入れは困難との回答を受けたとされている。
消防当局が全国の病院を捜し回った末、ヘリコプターで妊婦を約3時間30分かけて韓国南東部・釜山(プサン)の東亜(トンア)大学病院へ搬送したが、胎児は息を引き取った。興徳区から釜山までは約300km離れている。
妊婦は手術を受け、現在は病院で治療中とのことだ。
(記事提供=時事ジャーナル)
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