旧統一教会の総裁を「横領被疑者」と明記 韓国当局が教団ソウル本部などを家宅捜索

2026年05月07日 社会 #時事ジャーナル
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政治と宗教の癒着を巡る汚職疑惑を捜査している韓国の検察・警察合同捜査本部が、宗教団体・旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁による横領容疑に対する強制捜査に乗り出した。

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合同捜査本部は5月6日、特定経済犯罪法上の横領および業務上横領などの容疑で、旧統一教会の「天苑宮(チョヌォングン)」や「天正宮(チョンジョングン)」、ソウル本部、孝情(ヒョジョン)グローバル統一財団などに対し家宅捜索を行った。

合同捜査本部が横領容疑に関連して旧統一教会への家宅捜索を行うのは今回が初めて。家宅捜索令状には、韓総裁と旧統一教会関係者らが横領容疑の被疑者として明記されているという。

韓国メディアによると、本日(7日)も午前から京畿道加平郡(キョンギド・カピョングン)にある旧統一教会の天苑団地内の主要施設に対する家宅捜索を行っている。

韓鶴子総裁
韓鶴子総裁(写真=時事ジャーナル)

合同捜査本部は旧統一教会の資金の流れを調査する過程で、内部資金が横領された形跡を捉え、横領容疑を適用した。合同捜査本部は、この日確保した押収資料をもとに、韓総裁の旧統一教会内での資金の横領容疑や裏金作りの可能性などについて調べる方針だ。

これに先立ち、合同捜査本部は今年1月、政界への金品提供疑惑に関連して、天苑宮や天勝殿(チョンスンジョン)、鮮鶴(ソンハク)歴史編纂院などに対し、2回にわたって家宅捜索を実施している。

なお、韓総裁とチョン・ウォンジュ前総裁秘書室長、イ・シネ前世界本部総務処財政局長は6日、ソウル中央地裁・刑事27部(ウ・インソン部長判事)の審理で開かれた政治資金法違反などの事件の裁判に被告人として出廷する予定だったが、家宅捜索を理由に欠席した。

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