韓国で父親を暴行し、その様子を目撃した兄に殴られたことに腹を立て、最終的に母親含む家族3人全員を殺害した30代の男に控訴審でも無期懲役が言い渡された。
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5月8日、法曹界によると、ソウル高裁・仁川(インチョン)院外裁判部・刑事2部(イ・ジョンミン部長判事)は、37歳男による尊属殺害および殺人容疑事件の控訴審判決公判で双方の控訴を棄却し、一審と同じ無期懲役を言い渡した。
男は昨年7月10日、金浦市霞城面(キムポシ・ハソンミョン)の戸建て住宅で、60~70代の両親と30代の兄の家族3人を凶器で殺害した容疑がある。犯行当日の午前11時ごろに父親と兄を、その約2時間後に外出から帰宅した母親を相次いで殺害した疑いだ。
調べによると、フリーランスでウェブサイト制作の仕事をしていた男は、仕事が途絶えたため事件前から無職の状態で実家生活を送っていた。
事件当日、自分を心配する言葉をかけられたことに腹を立てて両親を暴行し、それを制止した兄に殴られたことで恨みを抱き、犯行に及んだことがわかっている。
これに対し、一審裁判所は男に無期懲役を言い渡した。裁判所は「先に亡くなられた被告の両親が、息子を天国からどのような目で見ているか、あるいは再び懺悔して人生を歩むことを望んでいるかを考えた」とし、「被告の生命を奪うよりは、死刑以外で最も重い無期懲役を言い渡し、一生をかけて亡くなった家族に贖罪させるのが妥当だと判断した」と判示した。
双方が控訴して行われた二審を担当した裁判部は同日、「一審判決の後、量刑を変更すべき事情は見当たらない」とし、「そのほか諸々の量刑条件に照らしてみても、一審の量刑が軽すぎたり重すぎたりして不当であるとは認められない」と指摘した。
(記事提供=時事ジャーナル)
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