韓国で幼稚園教諭がインフルエンザによる高熱に苦しみながらも激務を続け、死亡した事件で、故人の辞職届を偽造した疑いで園長が検察に送致された。
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5月22日、警察によると、富川遠美(プチョン・ウォンミ)警察署は私文書偽造・行使の疑いをもたれている京畿道富川市の私立幼稚園の園長Aを検察に書類送致した。死亡した教諭B氏の辞職届を偽造し、富川教育支援庁に提出した疑いだ。
問題の辞職届に記載された日付は「2月10日」で、B氏が死亡する4日前だった。B氏は当時、集中治療室(ICU)で治療を受けており、辞職届を作成できる状態ではなかったという。Aは警察の調査過程で容疑を認めたとされる。
遺族が疑惑を提起した後、警察は幼稚園を家宅捜索し、B氏の勤務記録簿などの関連書類を押収して分析を進めてきた。ただ、Aの偽計による公務執行妨害容疑については関連判例や法理を検討した結果、容疑が成立しないと判断して不送致処分とした。
幼稚園教諭のB氏は、今年1月27日にB型インフルエンザの診断を受けた後も3日間出勤して激務を続け、その後、症状が悪化して入院治療を受けていたが、2月14日に亡くなった。
全国教職員労働組合によると、B氏に高熱などのインフルエンザの症状が出始めたのは1月24日の土曜日の夜からだった。にもかかわらず、直後の月曜日も退勤時間が遅くなったため病院を受診できず、翌日の1月27日火曜日になってようやくB型インフルエンザの確定診断を受けた。その後もB氏は深刻な症状に苦しみながら、同月30日に早退するまでの3日間、業務を続けていた。
B氏はインフルエンザと診断された際、幼稚園側に「B型インフルエンザだそうです。体調管理にもっと気をつけるべきだったのに、申し訳ありません。明日はマスクをして出勤します」という内容のメッセージを送っていた。これに対し、園長は泣いている顔文字とともに「はい」と返信したとされている。
(記事提供=時事ジャーナル)
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