韓国で飲酒状態で車を運転して日本人観光客の親子をはね、母親を死亡させた30代の男が、一審の懲役5年の判決を不服として控訴した。
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5月26日、法曹界によると、特定犯罪加重処罰法上の法律違反(危険運転致死)などの容疑で裁判にかけられた男が今月19日、一審を審理したソウル中央地裁・刑事25単独のイ・ソンヨル判事に控訴状を提出した。
これに先立ち、一審裁判部は今月12日に男に対して懲役5年を言い渡し、押収されていたテスラ車1台を没収した。
裁判部は「被告人の自白と事故当時のCCTV(’防犯カメラ)映像に照らし合わせ、有罪と認められる」とし、「当時、被告人の車両は信号を無視して左折する過程で、歩行者信号に従って道を渡っていた罪のない外国人母娘をはねただけでなく、歩道を越えて花壇まで突っ込んだ」と指摘した。
続けて「被告の過失により母娘の一人が死亡し、もう一人が全治6週間の傷害を負うという取り返しのつかない結果が発生した。厳重な処罰は避けられない」と判事した。
ただし、「被告人が犯行を認め、被害の回復に努めた点、遺族が処罰を望んでいない点などを考慮した」と量刑の理由を説明した。
男は昨年11月2日午後10時ごろ、飲酒状態で車を約1km運転し、ソウル鐘路区(チョンノグ)の東大門(トンデムン)駅近くにある興仁之門(フンインジムン)交差点の横断歩道で日本人観光客の母娘をはねた疑いがある。
この事故で、被害者のうち母親である50代の日本人女性は心停止状態に陥り、その後死亡が確認された。また、娘である30代の日本人女性も膝の骨折や額の裂傷などの怪我を負った。
親子は大阪から2泊3日の日程で韓国を訪れており、当日はソウル中区(チュング)の東大門デザインプラザ(DDP)で買い物をした後、鐘路区の駱山(ナクサン)公園にある城郭道を見るために移動していたところ、飲酒運転事故に巻き込まれたという。
事故当時、男の血中アルコール濃度は0.212%で、免許取り消し基準(0.08%)を大幅に上回っていた。
男は車を運転する前、飲食店で焼酎を3本飲んでいたことが明らかになっている。
(記事提供=時事ジャーナル)
■日本人親子も巻き込まれた韓国の飲酒運転、実刑判決「わずか1割」の現実
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