ソウル・西小門(ソソムン)高架道路の撤去現場で起きた崩落事故で6人の死傷者が発生したことを受け、警察と雇用労働部が同時に強制捜査に着手した。
【写真】「予見された人災」住民も懸念したソウル高架道路のずさんな安全管理
ソウル警察庁・広域犯罪捜査隊は、5月29日午前9時ごろからソウル市都市基盤施設本部や当該工事の元請け・下請け業者の本社、現場事務所など計7カ所に捜査官を派遣し、関連資料の家宅捜索を行っている。
今回の強制捜査には、ソウル警察庁・広域犯罪捜査隊の33人とソウル地方雇用労働庁の労働監督官ら20人の計53人が投入された。
ソウル警察庁は事故当日の26日午後、広域捜査隊長(ペク・スンオン総警)をチーム長とする50人規模の専従捜査チームを編成した。
警察はこれまでの3日間、ソウル市都市基盤施設本部の土木部から安全管理計画書など撤去工事に関連する書類の任意提出を受け、事故前後の周辺の防犯カメラ映像も確保した。
捜査当局は、この日の家宅捜索をもとに事故の発生経緯や報告体制、緊急安全診断の決定過程、現場への進入指示の主体などを集中的に捜査する方針だ。
警察と共同調査を進める雇用労働部は、工事責任者が産業安全保健法や重大災害処罰法に違反した可能性があるとみて調査を進めている。
今回の事故は、今月26日午後2時33分ごろ、ソウル西大門区(ソデムング)にある西小門高架道路の撤去現場で、床版の一部が崩落して発生した。
事故により、撤去作業中だった関係者6人が崩れた構造物の下に埋まり、監理団長と現場管理所長の60代の男性2人が現場で死亡した。外部専門家の50代の男性1人は心停止の状態で病院に搬送されたが、最終的に死亡が確認された。残りの3人は重軽傷を負った。
李在明(イ・ジェミョン)大統領は事故直後、「事故の収拾と負傷者の治療に万全を期し、事故原因を厳格に調査せよ」と指示していた。
(記事提供=時事ジャーナル)
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