韓国でインフルエンザにかかったにもかかわらず出勤を続け、死亡した幼稚園教諭の20代女性が「職務上の災害(公務災害)」と認められた。
6月9日、全国教職員労働組合(以下、全教組)によると、私立学校教職員年金管理公団(私学年金公団)は前日の8日に給与審議会を開き、幼稚園教諭氏だった20代女性の遺族が請求した「職務上遺族給付」の審議を可決した。
給与審議会は先月に初の審議を開き、追加の議論が必要であると判断して保留決定を下していたが、8日の再審議を経て女性の「職務上の災害」を認めた。
女性は今年2月14日、京畿道富川市(キョンギド・プチョンシ)のある私立幼稚園で、高熱を伴うインフルエンザにかかったにもかかわらず出勤を続け、死亡した。
女性はインフルエンザと診断された際、幼稚園側に「B型インフルエンザだそうです。体調管理にもっと気をつけるべきだったのに、申し訳ありません。明日はマスクをして出勤します」という内容のメッセージを送っていた。これに対し、園長は泣いている顔文字とともに「はい」と返信したとされている。
女性の遺族側は、昨年10月から女性が死亡した今年2月まで、当該幼稚園の全園児120人のうち43人と教諭2人の計45人がインフルエンザに感染したという統計をはじめ、「病気休暇(病欠)の取得がためらわれる」という女性の同僚たちの証言をまとめた資料を私学年金公団に提出していた。
遺族と全教組は、女性が過度な業務によってインフルエンザに感染し、病気休暇を適切に取得できない私立幼稚園の勤務環境のために死亡に至ったとして、「職務上の災害」と認めるよう求めてきた。
全教組は女性の職務上災害が認められたことを受け、歓迎の意を表明した。全教組は前日の8日に声明を出し、「インフルエンザにかかった状態でも十分に休むことができず、教育現場を守りながら亡くなった教諭の死は、個人の健康問題ではなく、労働環境と職務遂行の過程で発生した災害であったことを公式に確認したものだ」とした。
(記事提供=時事ジャーナル)
■高熱で血を吐いても「マスクして出勤します」韓国幼稚園教諭の悲痛な死
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