韓国スターバックスアプリの週間の新規ダウンロード数が、わずか2週間で半減した。同期間の決済額は前週と同水準にとどまった。
6月24日、韓国のAIデータテック企業「IGAWorks」の「モバイルインデックス」によると、今月15~21日のスターバックスアプリの新規ダウンロード数は2万2783件と集計された。
これは前週(8~14日)の2万8484件に比べて5701件減少した数値だ。6月第1週(1~7日)の4万3540件と比較すると2万757件、47.7%の急減となり、2週間で新規ダウンロード数が半分の水準に落ち込んだ。
5月中旬に「タンクデー」をめぐる騒動が起きる前(5月11日~17日)の週間の新規ダウンロード数は4万8441件だった。
飲食ブランド・メンバーシップ分野の新規ダウンロード順位も下落した。6月第1週の3位から第2週は10位、第3週は13位へと下落を続けている。
スターバックスの先週の決済金額は横ばいにとどまった。スターバックスのクレジットカード・デビットカードによる推定決済金額は、今月15~21日に227億8000万ウォン(日本円=約23億円)と集計された。スターバックスの決済金額は6月第1週に242億1000万ウォン(約25億円)へと持ち直したものの、第2週には227億6000万ウォン(約23億円)へと減少し、第3週も同水準となった。
新規ダウンロードが減少し、決済額も横ばいとなっているが、これを顧客全体の離脱の兆候と解釈するのは難しいという指摘が一部から上がっている。スターバックスがすでに大規模な会員基盤を構築しているためだ。
韓国スターバックスは「5.18民主化運動」46周年を迎えた5月18日、タンブラーシリーズをプロモーションする過程で「タンクデー」や「机にドン!」といった文言を使用した。
これが軍事独裁時代の象徴の一つとされる「タンク(戦車)」という言葉を強調したとして、5.18民主化運動やその犠牲者を侮辱にしたと批判を集めている。
「机にドン!」という表現も、民主化運動時にソウル大生のパク・ジョンチョル氏が拷問死した事件において、捜査当局が「机をドンと叩いたらアッと叫んで倒れた」と発表したことを連想させるという指摘が出ていた。
その後、親会社の新世界グループは騒動を受けて韓国スターバックスのソン・ジョンヒョン代表を解任。新世界グループのチョン・ヨンジン会長は対国民謝罪を行った。新世界グループ・イーマート部門の系列会社役員と韓国スターバックス本社従業員を対象に「歴史認識教育」および「社会的感受性教育」を実施することを発表している。
これに先立ち、スターバックスコリアは5・18光州民主化運動記念日である先月18日、タンブラーの割引イベントに「タンクデー」などの表現を使用して論争の中心に立った。6月22日には15時で全国店舗の営業を早期終了し、全従業員に対して「歴史認識教育」および「社会的感受性教育」を実施していた。
(記事提供=時事ジャーナル)
■韓国スターバックス炎上騒動が想起させる“ナチスの暴行” 李在明政権の「企業統制」を問う
前へ
次へ