「中国のスパイが戦争を起こそうと…」隣人を日本刀で惨殺した息子をネットで擁護した父親に実刑求刑…被害者遺族「あまりに無念」【韓国】

2026年06月28日 社会 #時事ジャーナル
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殺害された被害者を侮辱する内容の投稿をインターネット上で作成したとして、1審で執行猶予付きの判決を言い渡された韓国の「日本刀殺人事件」の加害者の父親が、2審でも懲役刑を求刑された。

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6月25日、法曹界によると、検察はソウル西部地裁・刑事控訴第2-3部(イ・ドンシク部長判事)の審理で行われた69歳男Aの死者名誉毀損事件の控訴審初公判兼論告求刑公判で、原審と同じ懲役2年を求刑した。

「日本刀殺人事件」の加害者の父親であるAは、2024年8~9月、息子に関するネット記事のコメント欄などに「中国のスパイを阻止するための殺身成仁」などと、息子を擁護して被害者の名誉を毀損する趣旨の投稿を複数回にわたり書き込んだ罪に問われている。

検察側と双方が控訴していたAは、原審と同様に容疑を否認した。男は「私がどのような意図で書き込んだにせよ、1審の裁判部がそのように判断したということは受け入れる」としながらも、「検察が主張するように、故意に犯行に及んだという部分を証明できるものは何もない」と強調した。

一方、被害者の遺族はAを厳罰に処すよう求めた。被害者の父親は裁判部から発言の機会を得て、「殺人犯が“中国のスパイを殺した”と主張したのに対し、被告人は自分の息子の主張に同調してインターネットに書き込みをした」とし、「あまりにも無念で夜も眠れず、生きていくのが辛い」と訴えた。

Aの控訴審判決公判は、来る8月27日に行われる。

韓国国旗
(写真=サーチコリアニュース編集部)

韓国で発生した「日本刀殺人事件」とは、Aの息子である38歳男のBが2024年7月29日、ソウル恩平区(ウンピョング)のあるマンション敷地内で日本刀(長剣)を振り回し、40代の近隣住民C氏を殺害した事件を指す。この事件で息子のBは無期懲役が確定し、現在服役中である。

捜査の結果、息子のBは勤めていた会社を退職した後、「中国のスパイが大韓民国で戦争を起こそうとしている」などの妄想に陥っていた。

その後、同じマンション敷地内でよく見かけていた近隣住民Cさんを、自分を尾行・監視する中国のスパイだと思い込んで犯行に及んだというのが、これまでの捜査当局の結論であった。

(記事提供=時事ジャーナル)

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