韓国で娘をがん闘病の末に亡くした後、自らの境遇を悲観した末に夫を毒殺し、自身も“極端な選択”を図ったものの未遂に終わった50代の女が、拘束送致されていた事実が遅れて明らかになった。
【関連】不倫を疑って夫の局部を切断した韓国の50代女、懲役7年
7月9日、警察などによると、京畿盆唐(キョンギ・プンダン)警察署は殺人容疑が持たれている50代の女を先月22日に拘束送致した。
女には今年5月20日、城南市(ソンナムシ)盆唐区のある中華料理店で、60代の夫A氏と一緒に食べる料理に化学物質を混ぜて殺害した疑いがある。
当時、女は夫婦で一緒に暮らしていた考試院(コシウォン/簡易宿所)の建物内にある中華料理店に先に到着して料理を注文し、夫が到着する前にあらかじめ準備していた化学物質を料理に混ぜた後、一緒に食べたことが捜査でわかった。
食事を終えた夫婦は考試院に帰宅。翌日の午前8時40分ごろ、女が嘔吐しながら部屋の外に出てくるのを近隣住民が発見して通報したことで事件が表面化した。部屋の中では、夫が死亡した状態で見つかった。
考試院の部屋の中からは、先立たれた娘への申し訳なさや自らの境遇を悲観する内容などが綴られた女のメッセージが見つかった。女は数年前にがん闘病の末に娘を亡くした後、心理的に不安定な様子を見せ、夫に「一緒に死のう」などと頻繁に話していたという。
逮捕された女は「一緒に死のうという提案に夫も同意した」という趣旨の供述をした。
これを受けて警察は、女に“極端な選択”をほう助した容疑を適用して精神病院に入院させたが、その後の捜査の過程で女による夫殺害の容疑が浮上した。
店内の防犯カメラに、A氏が夫に隠れて料理に化学物質を混ぜる場面が映っていたのだ。警察の追及に対し、女は「夫の同意はなかった」と殺人の容疑を認めたという。
ただし警察は、女が犯行に使用した化学物質の具体的な種類や量などは明らかにしていない。
(記事提供=時事ジャーナル)
■局部“踏みつけ”も…夫を「常軌を逸した暴力」で殺害した韓国女性
前へ
次へ