韓国北西部・京畿道(キョンギド)の龍仁市(ヨンインシ)にある給食大手「OURHOME(アワーホーム)」の工場で、コンベアの回転軸に首を挟まれ意識不明の重体となっていた50代の下請け業者作業員が、事故発生から37日後に死亡した。
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7月15日、京畿南部警察庁・広域犯罪捜査隊によると、下請け業者J社所属の作業員A氏は同日午前、治療を受けていた病院で死亡した。死亡診断書には死因が「窒息死」と記載されていたという。
A氏は去る6月8日午後2時50分ごろ、龍仁市処仁区南沙邑(チョイング・ナムサウプ)にあるOURHOME龍仁第2工場4階の練り物串梱包作業場で、コンベアベルトの回転軸に首が挟まれる事故に遭った。心停止状態で病院に搬送されたが、意識が回復することはなかった。
警察は事故現場で、回転軸を覆って挟み込み事故を防ぐべき安全カバーが設置されていなかった事実を確認した。
警察はOURHOMEと下請け業者の安全管理者各1人を業務上過失傷害の疑いで立件していたが、A氏が死亡したことを受け、容疑を業務上過失致死に変更した。
昨年も同じ工場で作業員が機械に首を挟まれて死亡したのに続き、同様の事故が発生したことから、OURHOMEの安全管理体制に対する捜査が拡大する見通しだ。
警察と雇用労働部は先月23日、OURHOME龍仁第2工場の元請け・下請け事務所と事故設備を家宅捜索し、安全管理文書や危険性評価資料、設備点検記録などを確保した。国立科学捜査研究院には遺体の司法解剖を依頼し、詳しい死亡の経緯を確認している。
昨年4月4日にも、同じ工場で30代の作業員が冷却機械に首を挟まれ、心停止状態で病院に搬送されたものの5日後に死亡した。
当時の調査では、機械に身体が挟まった際に自動で作動を停止するインターロック装置が設置されておらず、非常停止ボタンも事故現場から離れた場所にあったことが確認されている。
同じ年の3月には、30代の外国人女性作業員が生産設備に手や腕を挟まれ重傷を負う事故も発生していた。わずか1カ月の間に同じ工場で2度の挟み込み事故が発生し、1年後に再び作業員が首を挟まれて死亡する事故が続いたことになる。
OURHOMEは先月の事故直後、「理由のいかんを問わず深くお詫び申し上げる」とし、再発防止策の策定と被害者への支援を約束した。
雇用労働部は今回の事故を機に、OURHOMEの製造工場8カ所を対象に現場監督に着手した。産業安全保健法違反の有無はもちろん、重大災害処罰法の適用可能性まで視野に入れて調査する方針だ。
市民団体も今回の事故を機に、元請けの責任を強化すべきだと訴えた。
市民団体「庶民民生対策委員会」のキム・スンファン事務総長は「同じ事業所で首が挟まる死亡事故が再び発生したという事実だけでも、従来の安全対策が現場で適切に機能していなかったことを示している」とし、「事故が起きるたびに謝罪文を発表するだけで終わらせるのではなく、危険設備の全数調査や安全設備の改善状況を外部に公開し、元請けの管理責任を徹底的に解明しなければならない」と指摘した。
キム事務総長は「捜査機関は元請け・下請けの安全管理義務の履行状況を最後まで確認し、法違反が発覚した場合は厳正に責任を追及すべきだ」と付け加えた。
(記事提供=時事ジャーナル)
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