観光ビザで入国→全国各地で“受け子”→特殊詐欺で1500万円超回収 逮捕された朝鮮族の男「犯罪だと知らなかった」【韓国】

2026年08月05日 社会 #時事ジャーナル
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観光ビザで韓国に入国し、全国を回って特殊詐欺(ボイスフィッシング)被害者の金を回収したうえで詐欺グループ側に渡した容疑で、20代の朝鮮族の男が拘束された。

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8月4日、警察によると、大田(テジョン)西部警察署は、電気通信金融詐欺被害防止および被害金還付に関する特別法違反の容疑を受ける中国国籍(朝鮮族)の20代の男を、最近拘束送致した。

特殊詐欺グループ側からの依頼を受け、現金を受け取る「受け子」の役割を果たした容疑だ。

男は今年5月26日、特殊詐欺グループに騙された被害者が大田市西区のある戸建て住宅の郵便受けに置いておいた被害金1000万ウォン(約109万円)を回収するなど、3月から6月にかけて釜山(プサン)、大邱(テグ)、全北(チョンブク)など全国各地を巡り、7回にわたって1億5400万ウォン(約1693万円)相当の詐欺被害金を回収した容疑が持たれている。

男は回収した金を飛ばし口座などを通じて詐欺グループ側に渡していたことが判明した。

被害者らはこれまでに、金融監督院や検察関係者を騙った詐欺グループの男らに騙され、郵便受けなどの特定場所に被害金を置き、証明写真を撮影してグループ側に送っていた。その後、男がその場所を訪れて現金を受け取るという手口だった。

被害者の届出を受けて捜査を進めていた警察は、男の足取りを追跡し、全北・益山(イクサン)駅で列車に乗ろうとしていたところを緊急逮捕し、拘束した。

取り調べの結果、男は特殊詐欺グループ側から報酬を約束され、観光ビザで韓国に入国し、数カ月にわたって現金受け取り役を果たしていた。男は犯行中、できる限り現金を使ったり、宿泊先を転々としたり、頻繁に着替えたりするなど、警察の追跡をまくために綿密に犯行を計画していたとされる。

韓国国旗
(写真=サーチコリアニュース編集部)

逮捕された男は警察の取り調べに対し、「犯罪だとは知らなかった」という趣旨の供述をしたとされる。

一方、警察は男の携帯電話内のメッセージ履歴などを総合的に判断し、彼が特殊詐欺グループ側から報酬を約束されて現金受け取り役として活動していたとみて、拘束のうえ検察に送致した。

(記事提供=時事ジャーナル)

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