韓国で会員数54万人の盗撮サイトを運営し、動画を大規模に拡散したとして起訴された40代の運営者に検察が懲役7年を求刑した。
『聯合ニュース』など複数の韓国メディアが報じたところによると、水原(スウォン)地裁・刑事12部(パク・ゴンチャン部長判事)は8月25日、性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反の容疑で起訴された40代運営者の論告求刑公判を開いた。
検察側は運営者に対し、懲役7年と追徴金4億8600万ウォン(日本円=約5587万円)を求刑したほか、7年間の児童・青少年関連機関への就職制限、性暴力治療プログラムの履修、身元情報の公開および告知などを求めた。
運営者は2022年8月に開設された違法撮影物共有サイト「AVMOV」で、家族や恋人、知人らを盗撮した不適切な動画を計1600回以上にわたりアップロードし、サイトの運営に関与した疑いが持たれている。
「AVMOV」は会員数が約54万人に達し、有料ポイントで盗撮物をダウンロードできるサイトだった。
同氏は利用者に対して動画投稿でポイントを付与すると告知するなど、サイト運営に関与していたことが捜査で明らかになっている。なお、同サイトはすでにアクセスが遮断されている。
運営者は警察の捜査が始まるとタイへ逃亡したが、パスポートの無効化などの外交的措置による圧迫を受け、5月11日に自発的に帰国し、仁川(インチョン)国際空港で逮捕された。
運営者側は自発的な帰国を理由に「自首」による減刑を求めているが、捜査側は逮捕状が発付された後の入国であるため、自首とみなすのは難しいとの見解を示している。
韓国メディアによると、運営者の弁護人はアップロードした動画が他のサイトから転載したものであるとし、運営への共謀については一部否認したという。
また、運営者は最終陳述で「相次ぐ事業失敗の後にこの事件の犯行を提案され、断れずに多くの被害者に消し去れない傷を与えた。二度とこの仕事をしないという固い決意で自首し、捜査に臨んだ」と述べるなど、寛大な処分を求めた。
なお、運営者に対する判決公判は9月17日を予定している。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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