韓国で面識のない女子高校生を性犯罪目的で襲って殺害したなどとして、強かん等殺人などの容疑に問われた23歳男チャン・ユンギに検察が死刑を求刑した。
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『時事ジャーナル』など複数の韓国メディアによると、光州(クァンジュ)地裁で8月31日、性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反(強かん等殺人)や殺人未遂などの容疑に問われたチャン・ユンギの論告求刑公判が開かれた。
検察側はチャン・ユンギに対して法定最高刑である死刑を求刑したほか、30年間の位置追跡電子装置(電子足輪)の装着命令、性暴力治療プログラムの履修命令なども求めた。
『聯合ニュース』によると、検察は「サイコパス診断検査で基準点以下が出たが、情緒的に高リスクで冷淡な反応を示すことから、社会復帰時に殺人や性暴行などの再犯リスクが高い」と求刑理由を述べたという。
チャン・ユンギは5月5日午前0時10分ごろ、光州広域市光山区月桂洞(クァンサング・ウォルゲドン)の路上で、面識のない高校2年生の女子生徒イ・チェウォンさん(当時17)を性犯罪目的で連れ去ろうとしたが、強く抵抗されたため刃物で刺して殺害した疑いが持たれている。
また、イ・チェウォンさんの悲鳴を聞いて助けに来た男子高校生(17)にも刃物を振り回し、重傷を負わせた。
チャン・ユンギは事件2日前の5月3日、アルバイトの同僚だったベトナム国籍の20代女性を自宅に監禁して性的暴行を加えたほか、過去に社会服務要員として勤務していた地域児童センターで女子中学生を7回にわたって盗撮した疑いなども持たれている。
チャン・ユンギは逮捕された当初、「生きていても楽しくないので、“極端な選択”をしようと思った。死ぬ時に誰かを道連れにしようとした」などと主張して性犯罪の目的を否認していたが、決定的な証拠が提示された7月の公判で一転して起訴内容を認めた。
韓国メディアによると、遺族や弁護士側は「反省の姿勢をみせることで減刑を狙ったものだ」として強く反発しており、市民5万1149人の署名が添えられた厳罰を求める嘆願書を裁判所に提出している。
チャン・ユンギは最終陳述で「被害者、遺族に謝罪する。どのような言葉も心に響かないと思う。一つの過程に消えない傷を残した。被害者に申し訳なく、生涯かけて罪の代償を払う。改めて、遺族や周囲の方々に謝罪する。申し訳ない」と述べた。
同日の論告求刑を見守った遺族は「何の罪もない子どもが無残に犠牲になったのに、被告は依然として言い訳と弁解を続け、反省していない」とし、「裁判部は必ず死刑を言い渡し、法の厳格さと正義を正しく立て直してほしい」と訴えた。
なお、チャン・ユンギに対する宣告公判は9月30日午後2時に開かれる予定だ。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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