韓国の青瓦台(大統領府)は2月10日、日本の自民党が衆議院総選挙で圧勝した後、“右傾化”への懸念が出ていることに関連し、日韓関係について「互いに安定的な発展の方向について意見を交わし、共同の課題を解決していくことに力を注ごうという立場は、今も変わりがない」と明らかにした。
青瓦台のキム・ナムジュン報道官は同日のブリーフィングで、「韓日首脳会談などを通じて継続的に確認したとおり、両国関係は未来志向的に進むべきだ」とし、このように述べた。
キム報道官は続けて、「まだ起きていないことについて、事前にお伝えできることはない」と付け加えた。
キム報道官は、李在明(イ・ジェミョン)大統領と高市早苗首相の間で電話で話したことがあったのかという質問に対しては、「昨日(李大統領が)SNSを通じて立場を出し、それについて高市首相も応答した」とし、「その程度のメッセージがやり取りされた。別途の通話はなかった」と伝えた。
これに先立ち、李大統領は前日にX(旧ツイッター)を更新。韓国語と日本語で「高市総理、この度、衆議院選挙における勝利を、心よりお祝い申し上げます。総理のリーダーシップの下、日本が一層の発展を遂げますことをお祈りいたします」と祝意を記した。
続けて、1月に日本の奈良県で開かれた日韓首脳会談に言及し、「本年1月、奈良で開催された韓日首脳会談を皮切りに、両国関係の新たな60年に向けた力強い一歩を共に踏み出しました。今後も、私と総理の絆を基盤に信頼を積み重ね、より広く、より深い協力関係を築き上げていくことを期待しております。近いうちに、次回のシャトル外交を通じ、総理を韓国にお迎えできることを心より楽しみにしております」と伝えた。
これに対し、高市首相もXで「李在明大統領、温かいお祝いのお言葉に心から感謝申し上げます」と投稿。「日本と韓国は、互いに国際社会の様々な課題にパートナーとして協力すべき重要な隣国であり、先月の大統領の奈良ご訪問の際にも確認したとおり、私達は、日韓関係の戦略的重要性について認識を共有しています。引き続き、大統領と私のリーダーシップで、日韓関係を未来志向で安定的に発展させてまいりましょう。次回の“シャトル外交”で韓国を訪問できることを楽しみにしております」と答えていた。
(記事提供=時事ジャーナル)
前へ
次へ