アメリカ・イスラエルによるイラン攻撃で中東情勢が緊迫化するなか、韓国の保守系野党議員が「イラン問題が解決すれば、次は北朝鮮だ」と主張した。
保守系野党「国民の力」のアン・チョルス議員(64)は3月4日、自身のフェイスブックで「口だけの非核化ではなく、金正恩(キム・ジョンウン)指導部を物理的に交代させる可能性もある」とし、このように主張した。
アン議員は「3日前、トランプ米大統領による電撃的な空襲でイランのハメネイ最高指導者が爆死し、37年の独裁政治が崩壊した。今やアメリカはグリーンランド併合の試み、マドゥロ捕縛、麻薬王エル・メンチョ射殺など、軍事力を動員する国際政治を展開している。対北朝鮮政策もまた、この流れから自由ではない」とし、「韓国で斬首作戦を遂行する『707特殊任務団』の刃を再び立て直すべきだ」と提言。
「韓国で斬首作戦を直接遂行する707特殊任務団は満身創痍の状態だ。12.3戒厳当時、責任者の誤判によって北朝鮮ではなく国会に投入されたことで、組織と自負心が崩れ去ったためだ。あの日以来、希望退職者や休職者は近年で最高値に達しており、当時の団長は今も部隊員の自尊心に傷をつけている」と指摘した。
また、「2017年に斬首部隊が創設され、韓米共同の北朝鮮戦争指導部除去訓練が行われると、金正恩は恐怖のあまり公開活動を減らし、海外の情報要員を雇用して関連情報を探り出すことに血眼になっていた」とし、「今からでも707特任団に着せられた戒厳の汚名をそそがなければならない」と重ねて強調した。
併せて、「707特任団の戦闘力が完備されれば、それ自体で我々は北朝鮮を圧迫する軍事的選択肢を手にすることになる」とし、「そうしてこそ、軍事的圧迫あるいは対話の窓口を開かせる主導権を我々が握ることができる。安保はスローガンで守られるものではない。軍に本来の役割を付与し、いつでも敵対国を圧迫できる実質的な能力を備える時、初めて確立されるのだ」と伝えていた。
(記事提供=時事ジャーナル)
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