中国の旅行会社が、今年5月の出発を目標とした北朝鮮への団体旅行商品を相次いで宣伝している。中国・北朝鮮間の交通手段が順次再開されるなか、中国人の観光再開が実現するかどうかに注目が集まっている。
3月17日(現地時間)に『NKニュース』が報じたところによると、中国国内の多数の旅行会社が、5月に北京を出発して北朝鮮へ向かう8日間の鉄道旅行商品を案内している。
オンラインで公開された日程表には、平壌(ピョンヤン)、開城(ケソン)、非武装地帯(DMZ)、金剛山(クムガンサン)、妙香山(ミョヒャンサン)への訪問が含まれている。ただし、中国人観光客をターゲットに造成されたとされる東海岸の元山葛麻(ウォンサン・カルマ)海岸観光地区は日程から外れた。
旅行代金は列車の等級に応じて、1060ドル(日本円=約16万円)から1305ドル(約20万円)に設定されている。予約金は287ドル(約4万5000円)程度とされている。
旅行会社の宣伝活動は、中朝国境の旅客列車の運行が再開されたのに続き、中国国際航空(エアチャイナ)が今月末に北京~平壌路線の運航を再開すると発表したことを受けて本格化したと『NKニュース』は伝えた。
ただし、中国人による北朝鮮観光の再開に関する公式発表はまだ行われていない。ソウルのある消息筋は『NKニュース』に対し、「中国人の観光は5月ではなく6月に再開されると聞いている」と語った。別の消息筋は、「中国人の観光再開は鉄道ではなく、エアチャイナの便を通じて行われるだろう」と伝えている。
これに先立ち、北朝鮮は新型コロナウイルスの流入を遮断するという理由で、2020年初頭からすべての外国人観光客の入国を中断していた。パンデミック以前は毎年数十万人の中国人が観光目的で北朝鮮を訪れていたが、公式には2024年にロシア人観光客に限り、限定的に観光を許可していた。
(記事提供=時事ジャーナル)
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