韓国において、李在明(イ・ジェミョン)政権発足から1年間で政府を挙げて総力対応に乗り出した結果、検挙された麻薬事犯が2万人を超えたことがわかった。
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国務調整室は、検察・警察・海洋警察・関税庁・食品医薬品安全処などの合同特別取り締まりにより、2万3403人の麻薬事犯が検挙されたという李在明政権発足後の成果を6月1日に発表した。
国務調整室は、昨年6月から今年4月までに摘発されたオンライン麻薬事犯や、国境段階で押収された麻薬の量が過去最高を記録したと説明した。
機関別に見ると、検察は麻薬事犯765人を立件し、このうち217人を拘束した。また、麻薬類1042キログラムを押収した。警察は専従チームを運用してオンライン麻薬事犯5386人を逮捕した。新型麻薬や医療用麻薬などを集中的に取り締まり、1万2774人を検挙した。
関税庁は同期間、国境段階で1181件、3233kgの麻薬類を摘発した。海洋警察は水中ドローンを活用した船底検査などの集中取り締まりを行い、129人を検挙した。食品医薬品安全処は、注意欠陥多動性障害(ADHD)の治療薬やプロポフォールの乱用などを点検し、44件を摘発した。
検察、警察、海洋警察、関税庁などが集まった麻薬犯罪政府合同捜査本部は昨年11月に発足し、重大な麻薬犯罪に対して合同捜査を進めている。合同捜査本部は発足から6カ月で、組織犯罪集団の8つの勢力など計235人を立件し、このうち109人を拘束した。
特に合同捜査本部は、タイ発の船舶で大麻約636kgした在日韓国人のヤクザ出身の密輸事犯1人を拘束起訴した。麻薬犯罪合同捜査本部は、タイから大麻を送ったベトナムの麻薬販売組織のメンバー4人を追跡するなど、主犯の検挙に捜査力を集中している。
司法共助による成果も出ている。昨年12月に発足した超国家犯罪特別対応タスクフォース(TF)が、フィリピンから大規模な麻薬を流入させた「フィリピンの麻薬王」パク・ワンヨルを、韓国国内へ臨時引き渡しの形で送還したのが一例だ。
警察は、パク・ワンヨルに麻薬を大量供給した海外供給元のチェ・ビョンミンを、タイ当局と共助して送還した。合同捜査本部はチェ・ビョンミンの取り調べを通じて余罪まで明らかにするなど、海外の供給元に対する捜査を拡大した。
政府は、身分非公開捜査や身分偽装捜査の法制化など、制度の改善にも乗り出した。点組織の形態で主にオンラインで取引される麻薬犯罪を一網打尽にするためだ。身分非公開捜査は捜査官が身分を明かさずに犯罪現場に接近することを、身分偽装捜査は偽の身分を活用して取引に応じる方式を意味する。
それだけでなく、医師が薬を処方する際、患者の投薬履歴を確認するよう勧告する対象医薬品の種類も拡大する予定だ。従来はフェンタニル、ADHD治療薬、食欲抑制剤が対象リストに含まれていた。ここに不眠症治療薬のゾルピデムや麻酔薬のプロポフォールなども追加するという。
このほか、予防・治療・リハビリに関する参加型・先制的な予防教育、相談窓口、圏域治療保護機関なども拡充される見通しだ。
(記事提供=時事ジャーナル)
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