韓国で、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の高級公職者犯罪捜査処(公捜処)による逮捕妨害容疑事件の上告審判決が生中継される。
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大法院(最高裁に相当)第3部(主審:イ・スギョン大法官)は、7月9日午後2時に予定されている尹前大統領の特殊公務執行妨害、職権乱用権利行使妨害などの容疑事件の判決公判を生中継すると7日に発表した。
チョ・ウンソク内乱特別検事チームは今月3日、上告審の中継許可を申請していた。大法院自前の機材で撮影したうえで、放送局へリアルタイムで送信する方式で生中継される。
3大特検チーム(内乱・キム・ゴンヒ・殉職海兵)が起訴した事件のうち、上告審判決の生中継が行われるのは初めてだ。大法院の全員合議体ではなく、小法廷の判決公判が生中継されるのも史上初となる。
これに先立ち、尹前大統領側は大法院に中継反対の意見書を提出していた。尹前大統領の弁護団は「中継放送が許可されれば、公正な裁判を受ける権利や人権、名誉に回復困難な侵害が生じる恐れがある」と主張したが、認められなかった。
内乱特検法は「裁判長は特別検察官または被告人の申請がある場合、特別な事情がなければ中継を許可しなければならない」と規定している。
尹前大統領は昨年1月、大統領警護処の職員を動員して公捜処の逮捕状執行を阻んだ容疑で、昨年7月に拘束起訴された。非常戒厳の宣言当時、閣議の体裁を整えるために一部の閣僚のみを召集し、会議に出席できなかった閣僚9人の戒厳審議権を侵害した容疑も持たれている。
戒厳解除後、ハン・ドクス前国務総理とキム・ヨンヒョン前国防部長官が副署(署名)した文書によって戒厳が行われたかのように虚偽の宣言文を作成し、これを廃棄した容疑も適用された。
ソウル高裁の内乱専担裁判部である刑事1部(ユン・ソンシク部長判事)は今年4月、尹前大統領に懲役7年を言い渡した。1審は懲役5年を言い渡し、特検チームは1・2審とも懲役10年を求刑していた。尹前大統領側と特検チームは量刑に不服として、そろって上告していた。
2024年12月3日に勃発した非常戒厳騒動から1年7カ月余り(583日)で、関連事件の上告審判断が出るのは今回が初めてだ。
本流である内乱首謀容疑の事件は1審で無期懲役が言い渡され、ソウル高裁の内乱専担裁判部で2審の裁判が進行中だ。
(記事提供=時事ジャーナル)
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