韓国最高裁、旧統一教会とユン前大統領夫人の“裏取引”認める ブランド品受領“仲介役”のシャーマン、懲役5年が確定

2026年07月09日 政治 #時事ジャーナル
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尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の夫人キム・ゴンヒ氏と共謀し、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の懸案に関する請託を受けて金品を受領した容疑で裁判にかけられたシャーマン「コンジン法師」ことチョン・ソンベに対し、懲役5年の実刑が確定した。

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キム・ゴンヒ氏と旧統一教会の間で金品のやり取りを伴う請託が行われたという事実関係が裁判所で確定した。

大法院(最高裁)第3部(主審:ノ・ギョンピル大法官)は7月9日、特定犯罪加重処罰法の斡旋収賄、政治資金法違反の容疑で起訴されたチョン・ソンベに対し、懲役5年と言い渡した原審判決を確定した。

併せて命じられた1億8078万ウォン(日本円=1949万円)の追徴と、押収されたグラフのダイヤモンドネックレスの没収もそのまま確定した。

チョン・ソンベは2022年4~7月、旧統一教会のユン・ヨンホ元世界本部長から教団支援の請託とともに、キム・ゴンヒ氏に渡すシャネルのバッグやグラフのネックレスなど8000万ウォン(約862万円)相当の金品を受領した罪で起訴された。

2022年7月から今年1月にかけて、企業側から各種事業請託の名目で2億ウォン(約2157万円)ほどを受け取った罪や、「統一グループ顧問」のポストを要求して3000万ウォン(約323万円)を受け取った罪も持たれている。

1審、2審ともにチョン・ソンベのこうした容疑をすべて有罪と認めた。

2審の裁判部であるソウル高裁・刑事13部は今年5月、チョン・ソンベに懲役5年を言い渡し、「旧統一教会に関して請託を受けた内容をキム夫人を通じて尹前大統領に伝える斡旋により、政教癒着が生じた」とし、「政教分離という憲法上の価値が損なわれる結果を招いた」と糾弾した。

裁判部はただし、チョン・ソンベが捜査・裁判の過程でシャネルのバッグなどの主要な証拠物を特検に提出し、核心的な供述をした点を「キム・ゴンヒ特検法上の必要的減免事由」と認め、1審の懲役6年から1年減刑した。

大法院はこうした判断に法理解釈の誤りなどの問題はないとみて、チョン・ソンベ側の上告を棄棄した。

なお、チョン・ソンベが慶北(キョンブク)道議会のパク・チャンウク議員から地方選挙の公認の見返りとして1億ウォン(約1078万円)を受け取ったという政治資金法違反の容疑については、1・2審に続いて大法院でも無罪と判断された。

一方、この事件の首謀者と目されるキム・ゴンヒ氏は、先月28日の控訴審で旧統一教会側からの金品受領の罪がすべて有罪と認められ、懲役4年を言い渡されている状態だ。

キム・ゴンヒ氏
キム・ゴンヒ氏(写真=共同取材団)

この日、チョン・ソンベ氏の実刑が確定したことで、キム・ゴンヒ氏もまた上告審で有罪判決を受ける可能性が高まったとの見方が出ている。

(記事提供=時事ジャーナル)

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