韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が東京五輪期間、日本を訪問することについて韓国国民の10人中、6人が否定的な見方をしていることがわかった。
世論調査機関リアルメーターがYTNの依頼で去る6月25日、全国の満18歳以上500人を対象に行った世論調査の結果、文在寅大統領の東京五輪期間中の訪日について、「反対する」が60.2%となった。
「賛成する」は33.2%にとどまり、「よくわからない」が6.5%だった。
特に「反対する」という声が多かったのは、40代だ。71.5%に上り、平均の60.2%を大きく上回った。「反対する」という回答は20代が60.2%、70歳以上が59.7%と続き、50歳59.4%、30代55.2%だった。「賛成する」が最も多かったのは43.1%の60代だった。
現在まで韓国政府が確認した訪日予定人士は、文化体育観光部ファン・ヒ長官だけとなっている。60%以上の国民が反対しているなか、文在寅大統領が訪日するのか、注目が集まっている。
今回の調査の標本誤差は±4.4%ポイント、信頼水準95%だった。
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