韓国の大田(テジョン)の小学校で、8歳のキム・ハヌルさんを殺害した女性教師ミョン・ジェワン(48)の身元情報が公開された。
【注目】ミョン・ジェワン、復職後に児童を殺害…予兆をスルー?
3月12日、大田地方警察庁は午前9時頃、ホームページの公告欄にミョン氏の顔写真、氏名、年齢などを公開した。
ミョン氏の身元情報は、「特定重大犯罪被疑者等の身元情報公開に関する法律」に基づき、4月11日までの約30日間、大田地方警察庁のホームページに掲載される予定だ。
これに先立ち、大田地方警察庁は前日3月11日、ミョン氏に関する身元情報公開審議委員会を開き、身元公開を決定したと発表。審議委員らは、犯行の残忍性や被害の重大性、被害者遺族の意見などを総合的に考慮し、身元情報の公開に意見が一致した。
この日、警察関係者は「被疑者も公開決定に異議がないとの意思を示した」と述べた。
警察は同日午前中に、ミョン氏を「特定犯罪加重処罰等に関する法律違反(13歳未満の児童に対する誘拐・誘引)」の容疑で検察に送致する予定だと明らかにした。
ミョン氏は2月10日17時50分頃、大田の小学校の視聴覚室で、キム・ハヌルさんを刃物で刺して殺害した容疑を受けている。
キム・ハヌルさんは手足に刺し傷を負い、心停止の状態で発見され、病院に搬送されたが、死亡が確認された。
ミョン氏は犯行後に自傷し、首や腕などを負傷し、緊急手術を受けた。手術前に警察に対して犯行を自白していた。警察はミョン氏の手術後、対面調査を試みたが、急な血圧上昇などの影響で中断されることもあった。
警察は3月7日、ミョン氏の健康状態が回復したのを確認し、直ちに逮捕状を執行して大田西部警察署に収監した。ミョン氏は警察の取り調べで犯行をすべて認めており、警察はミョン氏に対する拘束令状を申請した。
翌日の3月8日に行われた拘束前被疑者尋問(令状実質審査)には、ミョン氏は特別な理由を示さず出席しなかったが、裁判所は「逃亡の恐れがある」と判断し、拘束令状を発付した。
ミョン氏の身元公開を受けて、韓国のオンライン上では「本当に人相は科学だ。厳重な処罰を与えてほしい」「人は見た目の通りに生きる。これは美醜の話ではない。犯罪者の顔には、まさにその特徴がある」「顔つきからして、ただならぬ殺気が感じられる」「自分の怒りやストレスを幼い生徒にぶつけ、残忍な殺人を犯すとは悪魔としかいえない」といった、批判的な反応が寄せられている。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
■男子高生44人が女性中学生1人を1年間“犯し続けた”韓国の事件、職場バレした加害者がクビに
前へ
次へ