韓国の化粧品ブランドが、鮭の精液から抽出した成分を使用した商品を発売したが、そのマーケティングが性的な表現を含むとして批判を浴びている
最近、あるネットユーザーA氏が「リール動画で再生回数が爆発的に伸びているオリーブヤングの入店ブランドの化粧品広告だが、内容に問題があるのでは?」と指摘し、インフルエンサーの広告を共有した。
その広告では、「彼女に精液を買おうと言ったら?オリーブヤングで売っている精液とは?」という字幕が表示され、男性がオリーブヤングの前で彼女に「一度だけ買ってみよう」としつこく勧める様子が描かれていた。これに対し、女性は「嫌だ、気持ち悪い」と拒否した。
その後、男性は「商品を探すとき、少し気まずい」と言いながら購入し、彼女の手の甲に化粧品を出して「精液の匂いしない?」と尋ねた。
彼女が「しない」と答えると、男性は「どうしてわかるの?」と言い返した。また、「粘り気があるかと思ったら、意外とサラサラしている」とも付け加えた。
この広告を問題視したA氏は、その化粧品に使われている成分「PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)」が鮭の精液から抽出された成分であることを伝えつつも、「女性向け商品の広告をこのような形で作るのは適切なのか」と批判した。
さらにA氏は、該当商品を販売するブランドにメッセージを送った。するとブランド側は「該当のコンテンツは、外部のマーケティング会社によって制作されたものであり、やや刺激的な内容になっていたことが確認された」とし、本社の承認なしに進められたものと説明した。
そして動画を削除することを伝え、「適切な対応ができなかったことで不快な思いをされたお客様に対し、申し訳なく思っている」と謝罪した。
この一連の騒動に対し、韓国のオンライン上では「言い訳ばかり。どこの会社が、広告の方向性をまったく協議せずに外部会社に任せるのか」「女性向けの化粧品なのに、こんな広告を出して誰が買うのか。本当に安っぽいブランド」「レベルがあまりにも低すぎる」「世の中が完全に狂っているな」「ノイズマーケティングのつもりか」といった反応が寄せられた。
「炎上商法」を意図した可能性もあるが、あまりにも下品で不快なマーケティングには何らかの規制が必要かもしれない。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
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