韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が4週間ぶりに微増せず、38.0%に下落した。
世論調査機関リアルメーターがYNTの依頼で、6月28日から7月2日まで成人2518人を対象に行った文在寅大統領の国政遂行支持度を調査した結果を7月5日に発表した。
それによると、肯定評価は前週より1.6%ポイント下がった38.0%であることがわかった。肯定評価38.0%のうち、「とても肯定」は21.4%、「どちらかといえば肯定」は16.6%だった。
一方で否定評価は58.1%と、前週に比べて1.5%ポイント上がった。「どちらかといえば否定」16.9%、「とても否定」41.1%という評価だった。「よくわからない」は4.0%だった。
4週連続で支持率が微増していた文在寅大統領だったが、キム・ギピョ前大統領府反腐敗秘書官の不動産投機騒動などが影響したと見られている。
文在寅大統領の支持率は、40代で2.8%ポイント上がった。しかし否定評価が30代(5.1%ポイント増)、50代(3.3%ポイント増)、20代(3.0%ポイント増)となっており、否定評価が増えた世代が多かった。
今回調査の標本誤差は±2.0%、信頼水準95%だ。
前へ
次へ