“パクリ疑惑”で販売中止になった「文在寅グッズ」、制作はなんと韓国大統領府だった!!

2018年05月10日 政治
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就任1周年を迎えた韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領。

韓国では、彼を熱烈に支持するファンを中心に“イニグッズ”(文大統領の愛称「イニ」+「グッズ」)と呼ばれる「文在寅グッズ」が飛ぶように売れているという。

そんななか就任1周年を記念して韓国大統領府が用意した文在寅グッズに、“パクリ疑惑”が浮上した。

去る5月3日に公開された1周年記念の文在寅グッズは、時計やコップ、充電器、文具類など21品目・41種。いずれも水色やピンク色、青色、白色を基調としたデザインで、大統領府は「大統領府の瓦と対極模様を表現した」と説明していた。

だが、その色使いやデザインが問題となった。

英ロンドンのレストラン「Palomar」の名刺やメニュー、コースターと色使いやデザインが瓜二つなのだ。

パクリ疑惑が浮上すると、文在寅グッズはたった一日で販売中止に。

韓国メディアによれば、大統領府は去る1月にデザイン会社に記念品の絵柄を任せて作成し、その絵柄を大統領府の記念品店を委託運営している韓国工芸デザイン振興院に提供したという。

就任1年を記念した文在寅グッズ(写真=SBS NEWSキャプチャー)

出来上がったデザインを承認したということで、大統領府にも責任が問われている。

実際に韓国大統領府ユン・ヨンチャン国民疎通首席は、「問題を解決するために専門機関と協議する予定。今回の事案で記念品の販売を待っていた国民に不便をかけて申し訳ない」と謝罪した。

デザインを故意にパクったのか、それとも偶然かは定かではないが、記念すべき文在寅大統領の就任1周年に水を差したことだけは間違いないだろう。

発売を見送った文在寅グッズの行方に注目したい。

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