韓国人観光客の日本旅行ブームが止まらない。彼らが訪れる日本の都市の数が前年に比べて1.6倍も増え、日本各地を楽しんでいることがわかった。
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11月19日、韓国の旅行プラットフォーム「ヨギオッテ」が年末の海外宿泊施設予約データを分析した結果、韓国人が訪れる日本の都市の数が前年比で約1.6倍に増加したことが明らかになった。
もともと人気の「福岡」や「大阪」「東京」といったお馴染みの都市ではなく、新たな都市を訪れる韓国人観光客が増加したことで、チェックインする日本の地域がさらに多様化しているということだ。
詳細を見てみよう。
今回、「ヨギオッテ」が分析したのは12月23日から31日までの日本宿泊予約データだ。その期間に韓国人観光客がチェックインする地域は71カ所に上った。前年同時期が44カ所だったことを考慮すると、その広がりが伝わってくる。
需要が堅調な「福岡」「大阪」「東京」「札幌」を除くと、人気旅行先として新たに注目される都市が多く見られた。
昨年末と比べて特に人気が急上昇した代表的な都市は、「熊本」と「高松」だ。この2都市は昨年末には需要がなかったが、今年新たに人気都市ランキングに名を連ねた。また、昨年も需要のあった「松山」は、今年さらに多くの韓国人観光客が訪れる見込みで、予約件数が約4倍に増加したという。
「ヨギオッテ」は、日本旅行はリピーターが多く、地方都市の観光のインフラが整備されたことで旅行先が多様化した結果だと分析している。
イム・ジェフン「ヨギオッテ」海外ホテル営業支社長は「海外旅行先として引き続き日本が多く選ばれているのは変わらないが、旅行の具体的な傾向は以前とは異なってきた」とし、「日本旅行=東京、大阪、福岡という公式が変化しつつある」と述べた。
日本政府観光局によると、今年1~9月に日本を訪れた外国人観光客は2688万人に上り、そのうちの24.1%に当たる646万8600人が韓国人だ。これは国・地域別でトップの数字だ。
世界で最も日本旅行を愛する韓国人観光客が今後、さらに新しい日本の魅力を発見するかもしれない。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
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